本日、オラクル・コーポレーションが、ますます高まる「Oracle Cloud」への需要に対応する「Oracle Generation 2 Cloud」のリージョンを2020年内に36に拡大する一環として、2019年5月に開設した東京リージョンに次ぐ日本国内2拠点目となる大阪リージョンを新たに開設し、運用開始したことを発表します。発表資料はこちら。
この大阪リージョンの開設は、オラクルのデュアル・リージョン*戦略の一環で、お客様は災害復旧に向け国内にある複数のリージョンで復元力のあるアプリケーションを展開でき、法的管轄外から機密データをホストせず、コンプライアンス準拠に対応することができます。大阪リージョンでは、「Oracle Autonomous Database」から「Oracle Cloud Applications」まで、全ての「Oracle Cloud」のサービスを提供し、お客様のビジネスの成長およびイノベーションの推進を支援します。今回、大阪リージョン開設にあわせ、株式会社エディオン、ソフトマックス株式会社、ファイテン株式会社が、各社のミッション・クリティカルなシステムのクラウド化に「Oracle Cloud」を採用することを表明しています。
* 同等のレベルのサービスを提供する2つのリージョンの構成。オラクルでは、国および地域でデュアル・リージョンを提供する戦略をとっています。
オラクル・コーポレーション Oracle Cloud Infrastructure製品開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるドン・ジョンソン(Don Johnson)は次のように述べています。「全世界のエンタープライズのお客様は、真の事業継続性、DR、その地域のコンプライアンス準拠といった要件に対応するために、地理的に分散したリージョンを必要としています。東京リージョンに次いで、新たに大阪リージョン開設し、オラクルは日本のお客様の災害復旧やコンプライアンス準拠の要件に対応するデュアル・リージョン戦略を展開します」
大阪に加え、オラクルは本日、メルボルン(オーストラリア)、ジェッダ(サウジアラビア)、モントリオール(カナダ)、アムステルダム(オランダ)のリージョン開設を発表しています。オラクルは、過去1年間で17の「Gen 2 Cloud」リージョンを開設し、現在世界で21のリージョン(16の商用および5つの政府)を運用し、主要なクラウド・プロバイダーの中でも最速の拡大を遂げています。今後年内までに、カリフォルニア(アメリカ)、ベロオリゾンテ(ブラジル)、ニューポート(UK)、ハイデラバード(インド)、チュンチョン(韓国)、シンガポール、イスラエル、南アフリカ、サンチアゴ(チリ)、サウジアラビアに加え、UAEに2リージョンの開設および運用開始を計画しています。現在、利用可能な「Gen 2 Cloud」リージョンは下記のとおりです。
- アジア:東京、大阪、ソウル、ムンバイ、シドニー、メルボルン
- 南北アメリカ:フェニックス、アッシュバーン、トロント、サンパウロ、モントリオール
- ヨーロッパ:フランクフルト、ロンドン、チューリッヒ、アムステルダム
- 中東:ジェッダ
- 政府用:米国政府用「FedRAMP」リージョン(2リージョン)、米国防総省用リージョン(3リージョン)