Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の新しい書籍、「Oracle Cloud Infrastructure徹底入門」が出版されました。

日本オラクルでOCIを実際に担当している、製品エンジニアやコンサルタントが執筆し、製品の概要から設計や構築のポイントまでカバーしています。これからOCIを始める技術者や、実際にOCIの検討や構築、移行をしている方に参考になる内容なのではと思います。

本書は大きく2部構成になっています。前半はOCIの基本サービスについて、概要を理解して、実際の操作が分かるような内容になっています。ハンズオンのような形で、簡単な構成を実際に作成するような章もあります。後半は前半で紹介したサービスを使用して、実際にシステムをクラウドに移行する際に考慮するべき設計のポイントや運用、移行のポイントを解説しています。ネットワークをどう設計したら良いのか、バックアップなどの運用はどうするのか、など実際にOCIでシステムを稼働する上で必要となる情報が記載されています。

技術者の方々が、実際に業務システムやミッション・クリティカルなシステムをOCIに移行する際に参考になり、役になるような情報が記載されていると思うので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

タイトル: 「Oracle Cloud Infrastructure徹底入門 Oracle Cloudの基本からインフラ設計・構築まで」

目次
◇第1部:Oracle Cloudの概要と主要サービスの理解
 ・第1章:Oracle Cloudの基本知識
 ・第2章:まずは触ってみよう
 ・第3章:認証・認可(IAM/IDCS)
 ・第4章:仮想クラウド・ネットワーク(VCN)
 ・第5章:コンピュート・サービス
 ・第6章:ストレージ・サービス
 ・第7章:データベース・サービス
 ・第8章:ロード・バランサ
 ・第9章:その他のサービス

◇第2部:OCIを利用したシステム設計
 ・第10章:クラウドでのシステム設計のポイント
 ・第11章:ネットワーク設計
 ・第12章:可用性設計
 ・第13章:セキュリティ
 ・第14章:運用設計
 ・第15章:移行設計