2023年2月15日(水曜日)、パートナー様向けSaaS四半期アップデートセミナーをハイブリッド形式で開催しましたのでご報告いたします。

OPNセミナー様子

パートナーを加えて「四方よし」を指針とする

日本オラクルのクラウドアプリケーション事業では、善浪が事業責任者と着任して以来、買い手よし、売り手よし、世間よしの三方よしに、「パートナーよし」を加え、「四方よし」を指針として掲げています。

いうまでもなく、企業向けSaaSソリューションをお客様にご提供する際には、お客様のビジネスやその課題に寄り添い、ソリューションがお客様のビジネス成長や変化にあわせて効果を出し続けることが重要となります。そのためには、製品ベンダーとして、四半期に一度のペースの最先端のテクノロジに基づいた最新の製品を提供することは当然のこと、そのメリットを享受しつづけられるシステム導入、システム定着、運用、新しいソリューションへの拡張、場合によっては周辺ソリューションの提供、インテグレーションなどが必要となり、お客様との関係をプロジェクト単位からお客様のビジネス全体としてとらえていく。それらはパートナー様の力なくしては提供できません。SaaS提供を通じてお客様の変革をサポートし続けたいという志を同じくするパートナー様との協業を進めたいと考えています。

買い手、売り手、世間、そしてパートナー様すべてのビジネスが成長できることが理想であり、「四方よし」を目指す所以はここにあります。

この指針のもと、弊社では2022年より、オラクルのSaaSの思想を理解いただき、成功裏にお客様にSaaSをご提供いただけるパートナー様のリクルーティングやイネーブルメントに取り組んできております。

日頃より、ビジネス状況や最新のお客様事例、製品アップデート、そしてパートナー様向けサポート情報は都度発信しておりますが、少なくとも四半期に一度はすべてまとめてパートナー様にお届けしようということで、四半期毎にアップデートセミナーを開催しています。

コロナ禍においてはオンラインのみでの開催でしたが、今回はオンラインと対面のハイブリッドでの開催となりました。

パートナー様のビジネスを支える豊富な支援メニューを提供

まずは冒頭、善浪より、最新のSaaSビジネストレンドや、本社開発チームから見た日本市場への高い期待が紹介されました。続いて事業開発部・東より、昨年秋に行われた、Oracle Cloud World 2022のハイライトを紹介させていただきました。

また、パートナー様ご支援メニューを提供している各部門の責任者より、パートナー様のSaaSビジネスのライフサイクルにあわせた形で、それぞれの支援メニューが紹介されました。

オラクルコンサルティング事業の責任者である内田からは、コンサルティング部門がこれまで培ってきたSaaS導入ノウハウをパートナー様にご共有する「人材育成支援」や、「プロジェクト後方支援」、「CoE立ち上げ支援」などのメニューを紹介させていただきました。様々な支援メニューについては、パートナー様に好意的に受け取られたものと思います。

パートナー様同士の協業のきっかけにもしていただくために

ネットワーキングでは、約130名を超えるパートナー様とオラクル社員、さらにはパートナー様同士がそれぞれに活発に情報交換を行う時間となりました。このイベントでの一番のハイライトだったといえるかもしれません。会場では、「初めまして。」の挨拶や、久しぶりの対面での近況報告、ビジネス情報の交換、などが多く聞かれました。このネットワーキングをきっかけとして、パートナー様同士の協業が進むようなことになりましたら、主催者としては大変うれしいことです。

7回目となる四半期アップデートセミナーは、回を重ねるごとにご参加いただけるパートナー様の数が増えています。新しいパートナー様が増えていることが主催者としては何より感慨深いことです。

毎回、事後のアンケート結果でのご意見やパートナー様からいただくフィードバックを基にしながら、関係者で試行錯誤を繰り返しこの取り組みを続けています。このイベントがパートナー様にタイムリーに役立つ情報を提供し、パートナー様とオラクル、そしてパートナー様同士の協業の深化の一助となるよう、今後も継続開催してまいります。

<セミナーの構成>

  1. ビジネスアップデート、Oracle Cloud World 2022よりアップデート、 パートナー様向けサポートメニューのご紹介
  2. パートナー様ネットワーキング
  3. 各領域(ERP Cloud、EPM Cloud、SCM Cloud、HCM Cloud、CX Cloud)別ブレイクアウトセッションでの製品アップデート