
「Pure SaaS、Fit to Standardが格好良い」そんな時代の到来
先日、Oracle CloudWorld Tour Tokyoが開催され1000名を越えるお客様に来場頂きました。
イトーキ様、ポケモン様、UCC様、ウーブン・バイ・トヨタ様、ヤフー様などに講演頂きました。
どれも素晴らしい講演で、参加されたアナリストの方なども感動していました。

いまPure SaaSやFit to Standardにフルコミットするお客様が増えています。
彼らからすると、それがこれからは普通で旧来型のERP導入は格好が悪いという雰囲気さえあります。
何故か。
非差別領域のERPなどはSaaS化してどんどん自動化を進める。競争領域や差別化領域に自社のリソースを振りあてるべきだと彼らは言います。
SaaSで変化が止まらない世界についていく。働き方やビジネスの分析力を変えていく。
とても大事です。
しかし旧来型のERPは、導入費用が高く、数年に一度のバージョンアップの負担も高く変化対応力も低いため、今の世の中についていけてない感があります。
旧来型のERPを導入された企業と話すと、世界中に散らばったインスタンスを後継バーションに持っていくためだけに、信じられないほどのお金がかかり、身動きが取れないと仰います。
それでも技術的負債を含めたスイッチングコストが怖くて選択肢がないかもしれないと。
正直、いけてない状況だと思います。
海外のSaaS型のプロジェクトと比較すると日本のITの導入コストはまだまだ数倍高いです。
GDPは何とか踏ん張ってますが、人口減少や生産性向上が課題と言われている日本において、Pure SaaSやFit to Standardの正しいプロジェクトが増えてくことは非常に重要です。
気付いている人たちは気付いています。
Pure SaaS、Fit to Standardが格好良い、そんな時代が幕開けしつつあります。
*Oracle Cloud World Tokyoのオンデマンド配信が始まってます。こちらからどうぞ。