Oracle Databaseは40年にわたる改良を続けてきたマルチモデルDatabase Management Systemです。その間、パフォーマンスや可用性、運用性などの膨大な機能が追加されてきました。
本連載ではOracle Databaseの動作原理から、高パフォーマンスで可用性の高いシステムを構築するためになぜこの機能があるのか、なぜこういう構成にするのか、といった点を説明していきます。データベース管理者の方のみならず、アプリケーション開発者の方にもご活用いただければ幸いです。
著者紹介
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日下部 明(くさかべ あきら)
日本オラクル Oracle Database担当。Oracle GRID Centerのラインマネージャとしてオラクルの持つ最新技術をパートナー各社と共同で検証し、多くのホワイトペーパーを執筆・レビューしてきました。以後、Oracle Databaseのセキュリティ製品のリリースマネージャを担当。これらの経験を元にミッションクリティカルな案件のソリューションデザインの提案などを担当しています。著書に「これは使えるOracle新機能活用術」(翔泳社)。
目次
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- 第1回 オンプレミス環境でのOracle Grid InfrastructureとOracle Databaseのインストール 2018.3.26 公開
- 第2回 データベースを作成(CREATE DATABASE)するときに考慮しておくこと 2018.4.18公開
- 第3回 ネットワーク経由で接続 2018.5.25公開
- 第4回 高可用性構成でのOracle Net構成(1) 2018.6.20公開
- 第5回 高可用性構成でのOracle Net構成(2) 2018.7.13公開
- 第6回 バックアップ/リカバリ(1)ユーザー管理バックアップ 2018.8.23公開
- 第7回 バックアップ/リカバリ(2)RMANの基本 2018.9.21公開
- 第8回 バックアップ/リカバリ(3)RMAN増分バックアップとリストア/リカバリ 2018.10.22公開
- 第9回 バックアップ/リカバリ(4)RMANでのバックアップ時間の短縮 2018.12.19公開
- 第10回 バックアップ/リカバリ(5)RMANでのリストア/リカバリ時間の短縮 2019.02.20公開
- 第11回 バックアップ/リカバリ(6)データファイルよりも小さな粒度でのリストア/リカバリ 2019.03.20公開
- 第12回 Oracle Databaseの性能統計モデルと性能分析ツール 2019.04.19公開
- 第13回 AWRレポート作成とAWRスナップショット取得(CDB全体)2019.10.15公開
- 第14回 AWRレポート作成とAWRスナップショット取得(PDB単位)2019.11.14公開
- 第15回 最低限度のData Guard環境を手作業で構成するには 2020.03.19公開
