本記事はAaron Rimelによる”Stack Monitoring Process Sets, the ideal monitoring solution for custom applications“の日本語翻訳版記事です。
組織がビジネス課題の解決に取り組む際、既製のアプリケーションでは固有の要件に対応できない場合があります。業界、規制要件、機密情報など、様々な要因に対して、カスタム・アプリケーションを利用することで、これらの固有の要件をより効果的に解決できます。カスタム・アプリケーションが多数存在する中で、組織をサポートする柔軟で適応性の高い監視ソリューションを見つけることは、それ自体が課題となる場合があります。Stack Monitoringのプロセス・セットは、カスタム・アプリケーションを容易に監視し、新しいリソースをサポートするのに役立ちます。多くの企業では、社内Javaアプリケーションなど、標準ではサポートされていないカスタムアプリケーションを使用しています。
これらのニーズに応えるため、Stack Monitoringはカスタム・アプリケーションを構成するプロセスの監視をサポートするようになりました。プロセスを監視することで、これらのアプリケーションが期待どおりに実行されていることを確認でき、DevOpsチームは、これらのアプリケーションを構成するプロセスを監視することで、カスタム・アプリケーションの状態を事前に確認できます。
Stack Monitoringのプロセス・セットを使用したカスタム・アプリケーションの監視はシンプルです
- カスタム・アプリケーションを構成するプロセスを特定します。
- プロセス・セットを作成します。
- アプリケーションが実行されているホストにプロセス・セットをマッピングします。プロセス・セットがホストにマッピングされると、Stack Monitoringはホームページを作成し、データを収集して、カスタム・アプリケーションの可用性、CPU、メモリの監視を開始します。
- アプリケーションが利用できない場合、またはCPUとメモリの使用率が定義されたしきい値を超えた場合にDevOpsチームに通知するアラームを作成します。
Stack Monitoringのホームページでは、すべての未解決のアラームの詳細とパフォーマンス・チャートが提供され、カスタム・アプリケーションの現在のパフォーマンスが想定内か異常かを判断できます。ホームページから、アプリケーションをスキーマが存在するデータベースに関連付けたり、アプリケーションが稼働しているTomcatサーバーに関連付けたりすることで、アプリケーションのトポロジを完成させることができます。アプリケーション・トポロジを完成させることで、トラブル・シューティングにかかる時間を短縮し、アプリケーション・スタック全体を把握しやすくなります。
Stack Monitoringのプロセス・セットを使用して、カスタム・アプリケーションの監視を今すぐ始めましょう。まずは、こちらのドキュメントを参照してください。