2023年が明けて間もなくの1月19日(木曜日)日本オラクル本社においてERP/EPM Cloud のユーザー会を対面で開催することができましたので、主催者としてご報告いたします。
オラクルアプリケーションズのユーザー会(OATUG)とは
実はオラクルアプリケーションズのユーザー会(日本オラクルアプリケーションズアンドテクノロジーユーザーズグループ、通称OATUG-“オーエーティーユージー”と発音)の歴史は古く、日本では1998年に発足した歴史あるユーザー会であり、米国のユーザー会の一員でもあります。その中に各種Special Interest Group (通称SIG-“シグ”と発音)と呼ばれる所謂分科会があります。今回のイベントはERP/EPM Cloud 製品のユーザー様を対象にしたSIGのイベントで、ERP/EPM Cloud SIGはここ数年のERP/EPM Cloud 製品のユーザー様の著しい増加により2021年の秋に発足したものです。
ユーザー会の大きなひとつの目的はユーザー同士の情報交換になります。ERP/EPM Cloud SIG発足の時期はコロナ禍の真っただ中で、これまでの活動はオンラインイベントがメインでしたが、今回は初のオフラインでの実施となりました。
ERP/EPM Cloud SIGの主な活動目的
・ERP/EPM Cloud 製品を日本市場向けによりよくするために本社開発チームにリクエストをあげる
・最大限に製品活用するための情報交換

イベントの概要と参加したお客様の声
今回のイベントでは、これまでにユーザー会の幹事企業の皆様が会員企業様から製品開発へのリクエストを募り、オラクル本社の製品開発チームとコミュニケーションを行い、あげてきた成果についての報告、今後の活動予定、さらには、四半期アップデートに代表されるPure SaaSならではの開発スピードに、ユーザーとしてどう追随し、新しい機能やテクノロジを享受できるかといった、多くのユーザー様共通の関心事項を幹事企業様と日本オラクルのパネル形式でディスカッションが行われました。
SaaSを活用していくにあたり、IT部門の役割が従来のシステムとは変わっていくなど、先を行く幹事企業様の経験談や、オラクル本社開発部隊とのコミュニケーションを通じて感じた日本市場への開発部隊の姿勢が紹介されるなど、実際の経験に基づいたお話はユーザー会ならではのトピックスでした。
後半では、ユーザー会でしか聞けない、SaaS導入プロジェクトの苦労話、プロジェクトを終えての所感、今後の展望など、他ユーザー様へのアドバイスが満載の内容でした。イベント後のアンケートでも、「すごく共感できた」、「もっと早くお話を伺えば、自分たちのプロジェクトも変わっていたかもしれない」、といったような感想をいただきました。マーケティングイベントでも事例講演は人気ですが、同じユーザーによるしみじみ感満載の講演はユーザー会ならではのものといえるでしょう。
イベントの最後は場所を日本オラクル本社のカフェに移して懇親会を行いました。ユーザー様にとって初めてのリアル懇談ということで他のお客様との情報交換や、ユーザー様によっては自社のメンバーにも久しぶりに会えてよかったなど、同じ空間を共有してのイベントは、いまさらながら意義あることとの認識を新たにしました。懇親会には弊社社長の三澤も参加し、多くのお客様と懇親を深めさせていただきました。また、有難いことに参加された方々から「有意義なイベントだった」、との感想をいただいただけでなく、「もっとこんな風なイベントにしてほしい」、「こんなテーマもとりあげてほしい」など、多くのご要望もいただきました。

今後ともユーザー会を通して、お客様の「よりよく製品を活用したい」、「情報共有したい」にお応えするよう取り組んでいきたいと思っています。
ユーザー会参加にご興味のある方は、是非下記のサイトにアクセスお願いいたします。
日本OATUG : Oracle Applications & Technology Users Group Japan (oatugj.gr.jp)
