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A blog about Oracle Technology Network Japan

  • OCI
    April 16, 2020

Oracle Cloud InfrastructureでのOSの管理

Guest Author

※本記事は、Julie Wong (Product Management Director)による"OS Management with Oracle Cloud Infrastructure"を翻訳したものです。


Julie Wong
Product Management Director

 

多くの企業で行われている従来型のオペレーティング・システムの管理は、手作業で時間がかかり、複雑で、コストも高くなります。Oracle Cloud Infrastructureで提供されているOS Managementサービスは、そのような課題を解決します。Oracle Cloudで展開されているOracle Linuxのコンピュート・インスタンス向けに、パッチ管理やパッケージ管理など、オペレーティング・システム管理の一般的なタスクを自動化するツールや、セキュリティおよびコンプライアンスのレポート作成を自動化するツールが用意されています。OS Managementによって複雑さが大幅に解消され、エラーも格段に減少するため、Oracle CloudのOracle Linux運用環境でさらにコスト削減を進め、セキュリティと可用性を強化できます。このサービスは、Oracle Cloud Infrastructureのサブスクライバーであれば追加料金が不要です。

 

自動パッチ管理

オペレーティング・システム環境でセキュリティと信頼性を維持するには、パッチ管理が不可欠です。複雑さと緊急度の異なるパッチが毎日数多くリリースされる状況では、パッチ管理の必要性はさらに高まります。OS Managementサービスでは、統合され、強化されたツールを使用して、クラウド内のOracle Linuxインスタンス全体のパッチ適用を簡素化し、管理し、自動化できます。

OS ManagementはOracle Cloud Infrastructure Console内で統合されたサービスで、コマンドライン・インタフェースが用意されています。ダッシュボートから、Oracle Linuxインスタンス用に利用できるセキュリティ、バグ、機能強化のアップデートを確認できます。数度クリックするだけで、短時間で簡単に、そうしたアップデートをインスタンスに適用可能です。

 

アップデートを手動で適用したり、自動アップデートをスケジュールに組み入れたりするための、自由度の高いパッチ適用オプションがあります。自動アップデートを設定しておけば、最新の状態を保ち、セキュリティとパッチ適用のポリシーに準拠できます。人手による操作が不要なため、時間とコストの削減になります。

 

フリート管理による時間の節約

Oracle Cloud Infrastructureのコンピュート・インスタンスは個別に管理することも、グループ化してシンプルなフリート管理の対象にすることもできます。インスタンス・グループにすると、オペレーティング・システム別、目的別など、ニーズに合わせてインスタンスを管理できます。多数のインスタンスを管理している場合は、パッケージのインストールやアップデート、ソフトウェア・ソースの管理の際に、インスタンス・グループが非常に役立ちます。ソフトウェア・ソースとは、インスタンスに提供されるパッケージのコレクションのことです。インスタンス・グループを使うと、手動でログインしなくても、インスタンスにどのパッケージをインストールするのかを管理したり、各インスタンスでYumリポジトリを構成したりできます。

 

簡単なパッケージ管理

Linuxディストリビューションには、多数のソフトウェア・パッケージがあります。そのため、展開されているパッケージの確認、パッケージのインストールと削除、依存関係の確認が難しく、デプロイが大規模な場合はとりわけそう言えます。OS Managementサービスを使えば、どのOracle Linuxパッケージがインストールされているのかを簡単に確認できます。パッケージを検索、追加、削除したり、アップデートが公開された時点で、既存パッケージのアップデートをスケジュール設定したり、自動でアップデートしたりできます。

 

既知の脆弱性による影響

共通脆弱性識別子(CVE)は、一般に周知され、リスト化されているセキュリティの脆弱性と影響を識別するのに使われる、標準化された識別子です。OS ManagementサービスにはCVEの検索ツールがあり、脆弱性の影響を受けるパッケージを確認できます。影響を受ける各パッケージの詳細を見て、依存関係を確認し、パッケージをインストールできます。

 

使ってみよう

Oracle Cloud Infrastructureの無料アカウントに登録してください。OS Managementサービスは現在、このドキュメントに記載されているOracle Cloud Infrastructureリージョンでは、デフォルトで使用可能です。 

オラクルが提供しているOracle Linuxイメージのうち、2020年1月より前に導入されたものでは、既存のOracle Linux 6、7、8インスタンスでOS Managementサービス・エージェントをインストールする必要があります。Oracle Cloud Infrastructureにあるそれよりも新しいOracle Linuxイメージには、サービス・エージェントが含まれており、あらかじめインストールされています。構成および使用に関する情報については、OS Managementのドキュメントを参照してください。

パッチとパッケージの管理が、OS Managementによって自動で実行されるようにしましょう。時間とコストを節約し、運用環境のセキュリティと信頼性を今すぐに強化してください。

 

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