Autonomous Databaseの最新情報をお届けします
March 23, 2020
5 minute read
※本記事は、Keith Laker (Senior Principal Product Mamager)による”Autonomous Database Newsletter – February 18-2020 “と”Autonomous Database Newsletter – February 26-2020 “を翻訳したものです。Oracle Autonomous Database Cloudについての最新情報はこちら (Speaker Deckサイト)に日本語スライド資料も公開していますのであわせてご覧ください。
(共有インフラストラクチャのみ)
NEW – Autonomous DatabaseでのOracle Database Vaultの使用 Oracle Database Vaultを使用すると、Autonomous Databaseのセキュリティを強化することができます。具体的には、データベースの特権ユーザーによるアプリケーション・データへのアクセスの制限、内部関係者および部外者による脅威の軽減、一般的なコンプライアンス要件への対応といった、他にはないセキュリティ制御機能を獲得することができます。
ドキュメント:Autonomous Data Warehouse(ADW)でのOracle Database Vaultの使用:こちらをクリック
ドキュメント:Autonomous Transaction Processing(ATP)でのOracle Database Vaultの使用:こちらをクリック
スライド:OOW2018 – オートノマス、そしてその先へ:自律型データベース時代のセキュリティ:こちらをクリック
ドキュメント:Database Vaultに関するDatabase 19cドキュメント:こちらをクリック
ビデオ:Database Vaultの概要 – こちらをクリック
PDF:Database Vault FAQ – こちらをクリック
PDF:Database Vaultのデータシート – こちらをクリック
PDF:Oracle Database Vaultの概要 – こちらをクリック
PDF:Oracle Database Vaultのベスト・プラクティス – こちらをクリック
PDF:Oracle Database Vault:DBAのベスト・プラクティス – こちらをクリック
ビデオ:Database Vault – 職務分掌の適用 – こちらをクリック
ビデオ:Database Vault – 信頼パス・アクセス制御の導入 – こちらをクリック
ビデオ:Database Vaultの詳細なユースケース2 – Operations Control、Database Vaultシミュレーション・モード – こちらをクリック
(共有インフラストラクチャのみ)
NEW – Always Free Autonomous DatabaseでAPEX 19.2が利用可能に Always Free Autonomous DatabaseにてOracle APEX 19.2を利用することで、ワールドクラスのデータ中心型アプリケーションの構築とデプロイの両方において、事前構成済みで、フル・マネージドの、安全な環境を獲得することができます。オンプレミスで開発されたOracle APEXアプリケーションを、無料版のAutonomous DatabaseにあるOracle APEXにデプロイすることも簡単です。
Application Expressとは:こちらをクリック
ドキュメント:APEX 19cのGetting Started Guide:こちらをクリック
ドキュメント:ADWでの、Oracle Application Expressを使用したアプリケーション構築:こちらをクリック
ドキュメント:ATPでの、Oracle Application Expressを使用したアプリケーション構築:こちらをクリック
こちら で、架空の会社AnyCo Corpの簡単な人事アプリケーションを作成し、データベース・テーブルに保存された部門情報や従業員情報を管理してみましょう。
ビデオ:スプレッドシートを使用してわずか2分でAPEXアプリケーションを作成する方法をこちら でご紹介しています。
ハンズオン・ラボ:APEXハンズオン・ラボの一覧は、こちら をご覧ください。
(共有インフラストラクチャのみ)
NEW – リージョンによっては、データベースの複数バージョンの利用が可能に データベースのプロビジョニングまたはクローニングを実施しているリージョンによっては、Autonomous DatabaseがOracle Databaseの複数のバージョンに対応できるようになりました。この対応はリージョンごとに異なります。また複数バージョンに対応していないリージョンもあります。
複数バージョンが利用可能な場合、データベースのプロビジョニングやクローニングの際には、Oracle Databaseのバージョンを選択します。
ドキュメント:ADWに対応するOracle Databaseのバージョンと可用性(リージョン別):こちらをクリック
ドキュメント:ATPに対応するOracle Databaseのバージョンと可用性(リージョン別):こちらをクリック
Oracle Database 19cにてADBを使用している場合は、以下のとおり、そのデータベースで利用できる機能が他にもあります。
ドキュメント:Oracle Database 19cでのADWの機能:こちらをクリック
ドキュメント:Oracle Database 19cでのATPの機能:こちらをクリック 。
(共有インフラストラクチャのみ)
NEW – Oracle Graph Server and Client 20.1が利用可能に Oracle Graph Server and Client 20.1は、Autonomous Databaseにて使用できるソフトウェア・パッケージです。このパッケージには、Autonomous Databaseのプロパティ・グラフ機能での作業に必要な、インメモリ・アナリスト(PGX)およびクライアント・ライブラリが含まれています。
グラフ分析を用いることで、ソーシャル・ネットワーク、IoT、ビッグ・データ、データウェアハウス、また銀行での不正の検出、全方位的な顧客情報、スマート製造などを扱うアプリケーションの複雑なトランザクション・データにおいて、関連性やパターンを見つけることができます。
edelivery.oracle.comからダウンロードが可能です。こちらをクリック してください。
ドキュメント:インストール方法については、こちらをクリック し、「1.7 Using Oracle Graph with the Autonomous Database」のセクションをご覧ください。
Web:oracle.comのGraph Serverページ:こちらをクリック
(共有インフラストラクチャのみ)
NEW – ADBへの移行を容易にする機能
1.データベース常駐接続プーリング(DRCP)
DRCPを使用してADBの接続プールにアクセスすることで、多くのクライアント接続に必要な主要データベース・リソースの数を大幅に削減することができます。Autonomous Databaseでのデータベース常駐接続プーリングの使用に関する詳細は、以下を参照してください。
ドキュメント:ADW こちらをクリック
ドキュメント:ATP こちらをクリック
2.MAX_STRING_SIZEの値の設定
ADWのデータベースでは、デフォルトでMAX_STRING_SIZEがEXTENDEDに設定されています。古いOracle Databaseまたはアプリケーションからの移行では、MAX_STRING_SIZEをSTANDARDに設定します。MAX_STRING_SIZEの設定に関する詳細は、以下を参照してください。
ドキュメント:ADW こちらをクリック
ドキュメント:ATP こちらをクリック
3.同時文の数
同時文の最大数が増えました。詳しくは、Autonomous Data Warehouseの事前定義済みのデータベース・サービス名に関する以下の記事を参照してください。
ドキュメント:ADW こちらをクリック
ドキュメント:ATP こちらをクリック
(共有インフラストラクチャのみ)
NEW – より多くのデータセンターがオンライン上に
以下のデータセンターでも、Autonomous Databaseを利用できるようになりました。
サウジアラビア・ジェッダ
日本・大阪
オーストラリア・メルボルン
オランダ・アムステルダム
各データセンターのサービスの状況については、こちらをクリック してご確認ください。これらの新しいリージョンへの登録方法については、こちら を参照してください。リージョンを切り替えるには、コンソールにある「Region 」メニューを使用します。詳しくは、こちら を参照してください。
(共有インフラストラクチャのみ)
NEW Autonomous Databaseがプライベート・エンドポイントに対応 仮想クラウド・ネットワーク(VCN)にあるプライベート・エンドポイントを指定して、Autonomous Databaseへのアクセスを制限することが可能になりました。プライベート・アクセスの構成は、Autonomous Databaseのプロビジョニングまたはクローニングの際に実施され、これによりAutonomous Databaseとのすべてのトラフィックをパブリック・インターネットから切り離すことができます。
プロビジョニングまたはクローニングの際に、Autonomous Databaseへのプライベート・アクセスを指定することも可能です。これには、以下のとおり、作成/クローニングのダイアログの「Choose network access 」セクションにて、「Virtual cloud network 」を選択します。
画像adb_private_vcn.pngの説明
プライベート・エンドポイントを有効にするには、以下の3つのステップを実行します。これらのステップは、Autonomous Databaseのプロビジョニングまたはクローニングの前に実施する必要があります。
Autonomous Databaseを置くリージョンにて、VCNを作成します。
VCN内にサブネットを設定します(デフォルトのDHCPオプションにて設定)。
VCN内にネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)を少なくとも1つ指定します(Autonomous Databaseの送信および受信ルールを指定するために使用)。
注 :プライベート・エンドポイントは現在、オラクルのすべてのデータセンターに展開されつつあります。2月26日現在の利用可能なデータセンターは、以下のとおりです。
アムステルダム
アッシュバーン
フランクフルト
ジェッダ
ロンドン
メルボルン
大阪
フェニックス
ソウル
東京
トロント
これ以外のデータセンターでも、まもなく利用可能になります。
ドキュメント:ADWにてプライベート・エンドポイントを設定: こちらをクリック
ドキュメント:ATPにてプライベート・エンドポイントを設定: こちらをクリック
ブログ:共有ExadataインフラストラクチャでのAutonomous Databaseでプライベート・エンドポイントを使用可能になりました: こちらをクリック
ドキュメントには、ネットワーク・シナリオのサンプルが2つ用意されています。
サンプル1:Oracle Cloud Infrastructure VCNから接続
サンプル2:ご利用のデータセンターからAutonomous Databaseに接続
ドキュメント:ADWでのプライベート・エンドポイントの構成例: こちらをクリック
ドキュメント:ATPでのプライベート・エンドポイントの構成例: こちらをクリック