読み心地を改善し、投稿頻度を高めた新しいホームにようこそ
著者:Andrew Binstock
2019年8月27日
(※編集部注:本記事はオリジナル版のJava Magazineについての情報を翻訳したものです。Java Magazine 日本版は、Blog記事形式でお届けします。また、発行時期についても、現在のところ不定期となっておりますのでご了承ください。)
いよいよ、長い間予告していたWebベースのJava Magazineが始動します。しばらく時間をかけて作業を行ってきましたが、この移行によっていくつかのメリットが生まれるため、きっと気に入っていただけるのではないかと思っています。
もっとも明らかな改善点は、記事がレスポンシブHTMLで表示されるようになったことです。PDFが読み込まれるのを待つことなく、オンラインで各記事を読むことができます。この新しい形式は、どんなサイズのモバイル機器にも適応します。さらに、クリックしてページを進めたり戻したりしなければならない複数ページの形式ではなく、スクロールできる1つのページとして記事が表示されます。
本誌は、ダウンロードできるPDFファイルとしては提供されなくなります。レスポンシブHTMLへの移行によって、ダウンロードできるPDF形式をあえて廃止しています。モバイル機器で記事を読む読者が増えるほど、PDFドキュメントの不便さが目立つようになってきました。説明をたどるためにページを行ったり来たりする必要がある、多くのコードが掲載された長い記事では特にそうです。 PDFは完全に廃止しますが、PDFのバックナンバーをダウンロードしたい方のために、2年分をAll Issuesタブから自由にダウンロードできるようにしています。
さらに、スケジュールを変更して月刊といたします。これまでの隔月の発行では、タイムリーな内容をお届けするのが非常に困難でした。新しいスケジュールによって、最新情報や耳よりなお知らせを今までよりも早く受け取れるようになります。このように書くのは、少しばかり不正確かもしれません。実際には、記事は1か月にわたって随時(通常はテーマごとに)公開されます。その後、公開した記事へのリンク、各記事をまとめるテーマ、その他の投稿済み記事を含むお知らせをお送りします。
要するに、コンテンツが増えて読み心地も改善されます。
このようなプロジェクトではとてもよくあることですが、私たちは皆さんのフィードバックを非常に頼りにしています。皆さんの思慮深いコメントや批判に応えて、細かい部分を調整し続ける予定です(もちろん、賛辞も大歓迎です)。
ぜひ、javamag_us@oracle.comにお送りください。これまでに意見をお寄せくださった方なら、私がすべてのコメントに目を通し、お答えしていることをご存じでしょう。
移行中はご不便をおかけしました。そして、新しいJava Magazineにようこそ。
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Andrew BinstockAndrew Binstock(javamag_us@oracle.com、@platypusguy):Java Magazine編集長。Dr. Dobb’s Journalの元編集長。オープンソースのiText PDFライブラリを扱う会社(2015年に他社によって買収)の共同創業者。16刷を経て、現在もロング・テールとして扱われている、Cでのアルゴリズム実装についての書籍を執筆。以前は UNIX Review で編集長を務め、その前には C Gazetteを創刊し編集長を務めた。妻とともにシリコン・バレーに住んでおり、コーディングや編集をしていないときは、ピアノを学んでいる。 |

