※ 本記事は、Sriram Sabesanによる”Oracle Database@Google Cloud Achieves Compliance Certifications to Provide Security and Trust“を翻訳したものです。

2025年9月18日


今日の急速に進化するデジタル環境では、企業が機密データを保護し、運用セキュリティを提供し、顧客の信頼を維持するために、グローバルな規制基準に準拠することが重要です。Oracle Database@Google Cloudが12の新しいグローバル・コンプライアンス認定を完了したことをお知らせします。この成果により、組織は信頼できる安全なコンプライアンスに準拠したクラウド・プラットフォームにミッションクリティカルなアプリケーションを自信を持って導入できます。

この発表は、顧客が多様なグローバル市場で厳しい法的要件および業界要件を満たすのに役立つソリューションを提供することへのコミットメントを強化します。

背景

Oracleは、2024年9月にOracle Database@Google Cloudの一般提供を発表しました。OracleとGoogle Cloudのコラボレーションは、Oracle Exadata Database Serviceと、より広範なGoogle Cloudエコシステムと統合できるGoogle Cloudデータセンター内でホストされているOracle Autonomous Databaseを使用して、スケーラブルで高パフォーマンスのクラウド・アプリケーションを開発するのに役立ちます。

このサービスは、Ashburn (us-east4)、Salt Lake City (us-west3)、Frankfurt (europe-west3)、London (europe-west2)、東京 (asia-northeast1)およびIowa (us-central1)の6つのグローバル・リージョンで使用できるようになりました。Montreal (northamerica-northeast1)、Toronto (northamerica-northeast2)、Delhi (asia-south2)、Mumbai (asia-south1)、大阪 (asia-northeast2)、Sydney (australia-southeast1)、Melbourne (australia-southeast2)、Sao Paulo (southamerica-east1)、Milan (europe-west8)、Turin (europe-west12)の10の追加リージョンへの拡張が進行中です。

コンプライアンス認定

Oracleは、コンプライアンスを維持し、最高レベルのセキュリティと信頼をお客様に提供することを約束します。この目的のために、Oracle Database@Google Cloudの次のグローバル・コンプライアンス認定が完了したことをお知らせします:

  • SOC 1 (System and Organization Controls 1)
  • SOC 2 (System and Organization Controls 2)
  • SOC 3 (System and Organization Controls 3)
  • HIPAA (Health Insurance Portability and Accountability Act)
  • C5 (Cloud Computing Compliance Controls Catalogue – Germany)
  • CSA STAR Attestation
  • CSA STAR Certification
  • HDS (Hébergement de Données de Santé – France)
  • ISO/IEC 9001, 20000-1, 27001, 27017, 27018, 27701
  • ISO/IEC 22301 (Business Continuity Management)
  • PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard)
  • HITRUST (Health Information Trust Alliance)

これらの認証と証明は、お客様が規制、法律、業界の義務を果たし、リスクを軽減し、ソリューションのセキュリティとビジネス継続性を信頼するのに役立ちます。その結果、企業は、Oracle Database@Google Cloudで実行されるコンプライアンス対応ソリューションを使用して、市場参入戦略を加速させることができます。この包括的な認定資格セットにより、プラットフォームが国際および地域の規制要件をサポートできることがわかっているため、お客様はリージョン間でサービスを拡大することもできます。

HIPAA、HITRUST、HDSなどのヘルスケア認定により、機密性の高いヘルスケア・データを最大限に活用できます。小売およびeコマース・システムの場合、PCI DSS認定は、顧客が支払情報を安全に処理し、不正やデータ侵害のリスクを軽減するのに役立ちます。

Oracle Database@Google Cloudの包括的なコンプライアンスが、エンタープライズ・データの保護とデジタル・トランスフォーメーションの加速にどのように役立つかをご紹介します。Oracleの担当者またはGoogle Cloudの担当者に連絡して、今すぐ開始してください。

もっと知りたい?

詳細については、次を参照してください:

Oracle Database@Google Cloud

Oracle Database@Google Cloudのコンプライアンス情報

Oracle Database@Google Cloudのドキュメント