※ 本記事はDonna Cookseyによる”Data Protection: What you don’t know can hurt you“を翻訳したものです。
2023年2月24日
コンピュータが世の中に登場する前から組織は常にデータのバックアップを行ってきました。今では当たり前のことと思われがちなデジタルデータのバックアップとリカバリですが、実際にはその真の能力について誤った情報や思い込みも根強く残っています。バックアップは、機器の故障や災害、ランサムウェアに対する最後の防衛線です。つまり、もし今管理しているバックアップの状態をあなたが把握していない場合、ランサムウェア攻撃後に重要なデータを完全に回復できない可能性があるということが言えます。
特にバックアップとリカバリの戦略を構築する際に、多くのお客様が見落としているデータ保護の盲点があります。それはデータベースのバックアップをファイルシステムのバックアップと同じように扱うことができると考え、バックアップは常に正常にリストアおよびリカバリできると信じていることです。
残念ながら、これらの信念はどちらも真実ではありません。近年ランサムウェアの脅威が高まりダウンタイムのコストが増大する中、ビジネスやミッションクリティカルなデータのバックアップが確実に復旧可能である状態を保持することは特に重要です。もし、今あなたがバックアップの復旧可能性に対して100%(少なくとも95%)の自信を持つことが出来ていないのであれば、この機会にデータベースのバックアップ・ソリューションを見直してみることをおすすめします。
OracleのZero Data Loss Recovery Applianceのプロダクト・マネージャーであるKelly SmithはOracle Database Worldのセッションでこれらの課題およびその他の課題を取り上げ、Recovery Applianceのデータベース認識バックアップ、データ検証、リカバリ、警告、レポート機能についてお話ししています。Kellyのセッションでは、Recovery Applianceによってデータベースのバックアップとリカバリを自動化しながら、データ損失の可能性を1秒以内に抑える継続的なデータ保護を実現する方法、つまりランサムウェア攻撃から100%の信頼度で迅速に回復するために必要なことなどをご紹介しています。是非、ご覧ください。
オラクルのRecovery Applianceによる回復力のあるランサムウェア保護 (18:46)
あなたがもし、今管理しているバックアップの状態を把握していないと感じているのならば、ランサムウェア攻撃後に重要なデータを完全に回復できないリスクが存在しています。
ぜひこの素晴らしい機会にデータベースのバックアップ・ソリューションを見直して、データ損失のリスクを回避しましょう。
