※ 本記事は、Farouk Khan, Saurya Das, Maruthi Kilambiによる”The Latest Updates in Oracle Alloy – Expanding Control & Flexibility“を翻訳したものです。
2025年7月10日
今日のデジタル環境では、企業は多様なクラウド戦略を採用しており、Oracle Alloyはこの旅路で多くの信頼できる仲間となっています。Oracle Alloyは、パートナーがクラウド・プロバイダーになり、ビジネスを拡大するための幅広いクラウド・サービスを提供する完全なクラウド・インフラストラクチャ・プラットフォームです。パートナーは、Oracle Alloyの商業およびカスタマー・エクスペリエンスを制御し、それをカスタマイズおよび拡張して、規制要件やソブリン要件など、特定の市場ニーズに対応できます。
Oracle Alloy製品チームでは、お客様にエキサイティングな新機能を提供し、当社のサービスの機能をさらに強化するために懸命に取り組んできました。お客様は、複数の通貨や言語を管理したいとおっしゃっています。また、Alloyで成長を続けるために、顧客契約を更新する簡単な方法も求めています。そして、私たちは耳を傾けてきました。
Alloyパートナの継続的な成功を可能にするために設計されたいくつかの主要機能のリリースを発表できることを嬉しく思います:
- 多国籍サポート
- 複数通貨
- 多言語 (日本語)
- 合理化された更新
Oracle Alloyの理解
企業は、顧客のニーズに合せてビジネス・モデルと業務を継続的に変革しようとしているため、多くの企業がCloud Service Provider (CSP)自体になるオプションを評価しています。これらの企業は、自社のクラウド環境を制御し、独自の価格を設定し、何十年もの間信頼できるパートナーであったエンド・カスタマにポジティブな成果をもたらす能力を求めています。Oracle Alloyは、ハイパースケーラーが提供する唯一のオプションであり、お客様は、商用クラウドと同じサービス・カタログを使用して、既製のクラウド・プラットフォームを運用し、再販することができます。Alloyは、市場で独自に位置づけられており、企業がオラクルと提携し、ニーズに合せたリージョンでOracle Cloudを再販することで、カスタマ・エクスペリエンスを最初から最後まで管理するCSPになります。
既存の主な機能
クラウド再販: Oracle Alloyを使用すると、パートナーはシームレスで効率的な方法でOracleクラウド・サービスを再販できます。パートナーは、クラウド・ソリューションのブランド化、パッケージ化、カスタマイズを行い、顧客に合わせたサービスを提供できます。
マーケットプレイスとエコシステム: Alloyは活気のあるマーケットプレイスとして機能し、幅広いクラウド・サービスとソリューションで顧客を結び付けることができます。パートナーは、専門知識と専門的なサービスを紹介できるため、お客様はクラウド・テクノロジを簡単に見つけて採用できます。
管理の簡素化: Oracle Alloyは、統合プラットフォームと明確に定義されたソフトウェア・スタックを提供し、パートナーへのクラウド再販ビジネスのライフサイクルを管理します。これには、顧客のオンボーディング、請求、価格設定、カスタマー・サポートが含まれます。また、取得と導入プロセス全体を合理化します。
新機能についてお話しましょう!
多国籍サポート: Oracle Alloyパートナーはグローバルで、さまざまな地域の顧客にサービスを提供し、さまざまな通貨や言語を使用してビジネスを共同で行うことができます。多国籍サポートのリリースにより、Alloyパートナは複数の通貨と言語の両方をレルムで提供できます。つまり、オペレータは価格表を作成し、様々な通貨でオファーを提供して、様々な地域の顧客にサービスを提供できます(米ドルや円など)。また、様々な顧客セグメントに対応するために、同じ通貨で異なる価格ポイントを持つ価格表を柔軟に作成することもできます。英語と日本語の両方をサポートし、近い将来、より多くの言語のサポートが予定されています。
NZドルのサブスクリプションのスクリーンショットを次に示します:
オペレータが顧客のオーダーの通貨を選択できるFusionオーダー画面のスクリーンショットを次に示します:
これらの機能は、ローカライズされた通貨での取引を可能にするとともに、Oracle Alloyによる追加言語のサポートを通じて採用とエンゲージメントを高めることで、財務上の摩擦を軽減します。
合理化された更新: オラクルのAlloyパートナは、サブスクリプションの期限が切れる前にサブスクリプションを延長するか、既存の契約にさらに資金を追加するオプションを提供して、サブスクリプションの更新をより簡単にする方法を求めていました。Fusionのオーダー管理UXを使用することで、Alloyパートナーは簡単にクレジットを追加し、顧客のサブスクリプションの終了日を延長できるようになりました。顧客サブスクリプションが失効する前に更新されない場合、サブスクリプションはエバーグリーンPAYGOサブスクリプションに自動変換されます。PAYGOサブスクリプションは、拡張ワークフローを使用していつでもCommitに変換できます。
Fusion Order Management UXからの拡張オーダーのスクリーンショットを次に示します:
何を期待するか
- 顧客ベースの増加: 複数通貨および言語のサポートにより、Alloyパートナは複数のリージョンの顧客にサービスを提供し、ビジネスを有機的に拡大できます。
- 収益認識の迅速化と安定したARR: 追加通貨で契約に資金を供給する機能により、Alloyパートナーは収益を早期に認識し、契約の有効期限まで待つ必要はありません。また、契約を途中で延長することで、Alloyパートナは予測可能な年間換算契約金額(ARR)を長期間にわたって実現できます。
- ポジティブな顧客エンゲージメント: ローカル言語サポートにより、Alloyパートナはローカルで採用してエンド・カスタマとエンゲージメントし、ニーズに応えることが容易になります。
ここでは、Alloy製品チームで、Dedicated Cloud製品を使用するときに、お客様からのフィードバックに常に耳を傾け、優れたエクスペリエンスを提供してみます。ご意見やご質問がございましたら、弊社までご連絡ください。 – 私たちはあなたとのつながりを熱望しています!
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