この記事はVijay BangaruによるOracle Database@Google Cloud: Expanding Services and Regions を日本語に翻訳したものです。
2025年9月16日
2024年9月にOracle Database@Google Cloudの提供を開始した際、それは新たな始まりを告げるものでした。業界をリードする2社が協力し、OCI上で稼働しGoogle CloudのデータセンターにデプロイされるOracle Exadata Database ServiceとOracle Autonomous DatabaseといったOracleの最先端のデータベース・テクノロジーをお客様に提供できるようになりました。
時は流れて本日、私たちは大きなアップデートをお知らせできることを嬉しく思います。新たなサービスと新たなリージョンの提供により、世界中のお客様の選択肢と機会がさらに広がります。
新サービス:Base Database Service for Oracle Database@Google Cloud
Oracle Database@Google Cloudの一部として、 Oracle Base Database Serviceが一般提供されることをお知らせいたします。

Oracle Base Database Serviceは、マネージド・サービスのシンプルさ、OCIが管理する柔軟なVMベースの低コストなECPUベース課金、ブロック・ストレージに加え、Oracle Database 19cおよび23aiの選択肢を提供します。
Oracle Base Database Serviceの追加により、オンプレミスのOracle Databaseをご利用のお客様は、アプリケーションをGoogle Cloudへ移行するための容易で完全にサポートされた選択肢を得られます。
この新しいサービスが実現するもの:
- シンプルな操作性; 迅速なセットアップ、わかりやすい管理、Google Cloud とのシームレスな統合
- 一貫性のあるコンピュート:ハードウェア世代に依存しないx86シェイプにより、 移行の手間が軽減され将来に備えた運用が可能
- マルチクラウドの柔軟性:ハイブリッドおよびマルチクラウドの導入をこれまで以上に容易にするリソースとネットワーク機能
- 透明性の高い柔軟な価格:ECPUベースの課金により、コストとパフォーマンスの最適化が容易
Base Database Serviceが提供されたことで、お客様はエンタープライズ・グレードのインフラストラクチャを活用したOracleワークロードをGoogle Cloudでネイティブに実行するための選択肢がさらに増えました。
新しいリージョンでのグローバル展開を拡大
Oracle Database@Google Cloudを、お客様のニーズがある場所により近づけるため、利用可能なリージョンも拡大しています。
新しく3つのリージョンで利用可能になりました。
- Iowa (us-central1)
- Montreal (northamerica-northeast1)
- Tokyo (asia-northeast1)
これにより現在稼働中のリージョンは7か所となりました。
- Ashburn (us-east4)
- Frankfurt (europe-west3)
- Iowa (us-central1)
- London (europe-west2)
- Montreal (northamerica-northeast1)
- Salt Lake City (us-west3)
- Tokyo (asia-northeast1)
そして、ここで終わりではありません。さらに10リージョン(トロント、デリー、ムンバイ、大阪、シドニー、メルボルン、サンパウロ、ミラノ、トリノ、メキシコ)への拡張がすでに計画されています。
どこにいても、Oracle Database@Google Cloudをご利用いただけるよう取り組んでいます。
全体像
With Base Database ServiceがGAとなり、3つの新リージョンが稼働したことで、Oracle Database@Google Cloudは引き続き力強いペースで革新を続けています。
私たちは選択肢を拡大しています。そして最も重要なのは、クラウド移行のどの段階においても、そのニーズに応えていることです。
はじめましょう
Oracle Database@Google Cloudは現在7つのリージョンで利用可能で、今後さらに拡大予定です。 お客様はGoogle Cloud Marketplaceから探していただくかOracleやGoogle Cloudの担当チームに連絡して利用を開始できます。
詳細についてはOracle.com/googleを確認いただき、今日からOracle Database@Google Cloudを使い始めましょう。