※ 本記事は、Tom Lewisによる”Oracle Cloud Migrations can now migrate AWS EC2 VM instances to OCI“を翻訳したものです。
2024年11月29日
Amazon Web Services (AWS)のEC2仮想マシン(VM)インスタンスのOracle Cloud Infrastructure (OCI)への移行をサポートするOracle Cloud Migrationsの最新リリースを発表できることを嬉しく思います。この機能リリースにより、Oracle Cloud Migrationsにより、オンプレミスのVMware estatesとAWS EC2 VMsの両方からOCI Compute VMsへの移行が可能になります。
移行は、VMライフサイクルの自然な部分であり、特にインフラストラクチャの最新化やプラットフォームの変更を検討しているお客様にとっては重要です。このフルマネージドOCIツールセットにより、移行ワークフローを完全に制御しながら、プロセスを簡素化および自動化できます。これには、次の機能が含まれます:
- ソース環境でのVMの自動検出
- ソース環境で識別されるリソースのOCI内でのインベントリの作成および管理
- 互換性評価、メトリック、推奨事項およびコスト比較の提供
- OCI Computeでの計画の作成および移行ターゲット(宛先VM)のデプロイメントの簡略化
OCI Computeへの移行のメリット
OCIのコンピュート・プラットフォームは、パフォーマンス、柔軟性、コストに最適化されています。こうした経済性を実現するには、仮想インスタンスの選択肢を、他のプラットフォームでも同様のオプションのごく一部で提供します。OCI Computeの柔軟なインスタンスにより、無駄なく必要なソリューションを正確に構築できます。事前定義済の2-4-8-16シェイプに合せることなく、VMに必要なコア数とメモリー量を具体的に選択できます。たとえば、E4.Flexインスタンスは、AWSのM6aインスタンスよりも大幅に低コストで、より高いパフォーマンスを提供します。
AWS EC2 VMsを移行できるようになりました。Oracle Cloud Migrationsは、パフォーマンスを維持しながらOCIに移行することで、クラウドの支出を削減するのに役立ちます。
OCI移行エクスペリエンス
Oracle Cloud Migrationsは、さまざまなワークロードをOCIに移行できるように設計された移行機能のエコシステムの一部です。
詳細は、OCI移行ハブを参照してください。
Oracle Cloud Migrationsを使い始める
Oracle Cloud Migrationsは、すべてのOCI商用リージョンのお客様が使用できます。
追加コストは発生しませんが、レプリケーションおよび移行プロセスを実行するために、一部のオブジェクト・ストレージおよびコンピュート・インスタンスが一時的に消費されます。移行が完了すると、VMやブロック・ボリュームなど、消費されたすべてのクラウド・リソースについて、通常どおり料金がかかります。
シームレスな移行に必要な概念を十分に理解するには、サービスの概要ページを確認してください。「スタート・ガイド」ページには、VMware移行とAWS移行の両方のワークフロー・サマリーが表示され、エンドツーエンド・プロセスの理解に役立ちます。Oracle Cloud Migrationsの詳細は、ドキュメント・ページを参照してください。
まだOCIのお客様でない場合は、トライアル・アカウントにサインアップして、Oracle Cloud Migrationsやその他のOracle Cloud Infrastructureサービスを試してみてください。