この記事はKevin DeihlによるAnnouncing the Extreme Flash Storage Server for Exadata Cloud@Customerを日本語に翻訳したものです。
2026年5月5日
Exadata Cloud@Customerは、ハイブリッド・クラウドでのデータベース導入における業界標準です。組織がAI駆動型アプリケーションを採用する中で、データベースの性能は、従来のOLTPや分析だけでなく、最新のAIワークロードを支える上でこれまで以上に重要になっています。リアルタイム推論からベクトル検索、検索拡張生成(RAG)に至るまで、AIシステムは超低レイテンシかつ高スループットのデータ・アクセスに依存しています。特にエージェント型AIでは、複雑な複数ステップのタスクを遅延なく実行するために、一貫して高速な応答時間が求められます。
Exadata Cloud@Customer上のすべてのデータベース・ワークロードに最高レベルの性能を提供するため、Exadata Extreme Flashストレージ・サーバーのサポートを発表できることを嬉しく思います。これにより、お客様のデータセンター内にハイブリッド・クラウドとして導入されたExadataのセキュリティ、コントロール、データ・レジデンシを維持しながら、高いパフォーマンスが求められるワークロードをより効率的に実行できます。Extreme Flashの追加により、ワークロード要件に合わせてパフォーマンスを最適化できるようHigh Capacityストレージ・サーバーまたはExtreme Flashストレージ・サーバーのいずれかを選択できるようになりました。
High Capacityは、メモリ、フラッシュ・キャッシュ、ディスク間でデータを階層化することで、パフォーマンスとコストの最適なバランスを実現します。これによりDRAMの低レイテンシ、フラッシュの高いIOPS、そしてディスクのスケーラビリティとコスト効率を提供します。一方、Extreme Flashは、DRAMにパフォーマンス最適化フラッシュと容量最適化フラッシュを組み合わせることで、特に大規模なランダムI/Oワークロードに対して、一貫したオールフラッシュ性能を提供します。データベース全体にオールフラッシュ・アーキテクチャを必要とする、レイテンシが極めて重要なアプリケーションに適しています。また、Extreme Flashは、まだパフォーマンス最適化フラッシュにキャッシュされていないデータの読み取り性能を向上させ、より長期的な容量最適化フラッシュへの書き込み操作を高速化します。
Exadata Database Service および Autonomous Database on Exadata Cloud@CustomerはいずれもExtreme Flashをサポートしています。Base、Standard、Large、Extra Largeのメモリ構成を含む、任意のデータベース・サーバー構成で、Extreme FlashまたはHigh Capacityストレージ・サーバーを導入できます。Extreme Flashは、ストレージ管理にAutomatic Storage Management (ASM)とExascaleソフトウェアの両方をサポートしています。Exadata Cloud@Customer X11Mハードウェア世代で利用可能であり、特定のインフラストラクチャ内のすべてのストレージ・サーバーは同じストレージ・タイプである必要があります。
Extreme FlashがExadata Cloud@Customerで利用可能になったことで、ハイブリッド・クラウドの運用モデルを活用しながら、厳格なデータ・レジデンシおよびセキュリティ要件を維持しつつ、お客様のデータセンター内でオールフラッシュのデータベース・パフォーマンスを実現できます。
詳細については、以下の重要なリンクを参照してください。
Exadata Cloud@Customerのドキュメント
Exadata Cloud@Customer X11Mのデータシート