※ 本記事は、Shay Shmeltzerによる”Announcing Oracle JDeveloper and Oracle ADF 14.1.2“を翻訳したものです。
2024年12月23日
Oracleでは、Oracle Fusion Middleware 14 (リリース14.1.2)の一部として提供されているOracle JDeveloper and Oracle ADFの最新リリースを紹介します。本日からhttp://oracle.com/jdev から新しいバージョンをダウンロードできます。
この新しいリリースのJDeveloperは、long-term supportリリースであるJDK 17をサポートしています。このバージョンのコード・エディタでは、そのバージョンの新しい構文もサポートされています。
このリリースで構築されたOracle ADFアプリケーションは、ホスティング・プラットフォームとして高度な機能を利用して、WebLogic 14でシームレスに実行できます。また、Oracle JDBCバージョンおよび複数のライブラリを更新して、最新のOracleデータベース・バージョンとの互換性を確保しています。
このリリースでは、Oracleは、JDeveloper and ADFのお客様に対して8年間のExtended Supportタイムラインを提供し、安定性を確保し、Oracleテクノロジへの投資を継続的にサポートします。
クラウド対応の機能
Oracle JDeveloper 14には、クラウドへの移行を容易にするための2つの新機能が含まれています:
- データベース接続の場合、ウォレットベースの接続情報を使用して、Oracleクラウドで実行されているOracleデータベースへの直接接続を可能にする新しい接続タイプがあります。

- WebLogicへのアプリケーション・サーバー接続の場合、JDeveloperは、REST管理APIの使用をサポートするようになり、クラウド内のWebLogicとの統合が簡略化されました。

Oracle WebLogic Server for Oracle Cloud Infrastructureを使用して、アプリケーションをクラウド環境でホストすることもできます。
ファイナル・ノート
アプリケーションをアップグレードするには、新しいバージョンのJDeveloperでワークスペースを開くだけで、残りを処理します。アップグレード・アクティビティを開始する前に、必ずコードをバックアップしてください。
JSF/JSPのビジュアル・エディタにはJavaFXが必要ですが、これはJDKディストリビューションには含まれていません。このプロセスを簡略化するJavaFX拡張機能が提供されており、「ヘルプ」→「更新の確認」メニューからアクセスできます。
お客様のアプリケーションがOracleの最新のテクノロジ・スタックで実行されるのを楽しみにしています。
