日本オラクルは、プリントシール機の国内トップシェア*のフリュー様が、同社のプリントシール機画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」のデータベース基盤を「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上で刷新したことを発表します。同社は、OCI上の「Oracle Autonomous Database」を活用し、従前環境より最大で約3倍のSQL処理性能を、従来の約60%のコストで実現しています。自社の運用ポリシーを適用可能な専有環境を採用することで、プリントシール機利用の少ない時間帯でパッチ適用やメンテナンスを行い、常に安全かつ安定したサービスを提供可能な環境を整備しています。(2023年12月発表)
* 2022年夏 フリュー調べ

フリュー様は、移行にあたり、オンプレミス環境の継続、他のパブリック・クラウドの活用など複数の選択肢を検討しました。限られた期間での移行に加え、ピーク時の処理遅延課題の解消と運用負荷、コスト削減を実現するため、マルチクラウドの活用を選択しました。データベース基盤のクラウド化には、従前環境からの移行性、高い性能および可用性、管理工数削減につながる自律機能、他の選択肢と比較して最も低コストで利用可能なことから、「Oracle Autonomous Database」を選定しました。その際に、プリントシール機の利用の少ない時間帯でメンテナンスを行うことでサービスへの影響を最小化するために、自社運用ポリシーへのカスタマイズ適用が可能な専有環境の「Oracle Autonomous Database on Dedicated Exadata Infrastructure」を採用しました。

Oracle Cloud Infrastructure:2024年2月度サービス・アップデート

Oracle Cloud Infrastructure:参考情報