※ 本記事は、Greg Kingによる”Announcing the general availability of OCI Full Stack Disaster Recovery“を翻訳したものです。
2022年10月19日
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)Full Stack Disaster Recoveryの一般提供を発表できることを嬉しく思います。このサービスは、1回のクリックでアプリケーション・スタック全体の包括的なディザスタ・リカバリ管理を提供する、OCIの最初の真のディザスタ・リカバリ(DRaaS)ソリューションです。
OCI Full Stack Disaster Recoveryサービスは、OCIリージョン間のインフラストラクチャ、プラットフォームおよびアプリケーションの移行を世界中のどこからでも1回のクリックで管理します。お客様は、専用の管理サーバーや変換サーバーを必要とせずに、既存のインフラストラクチャ、データベースまたはアプリケーションを再設計または再デプロイすることなく、ディザスタ・リカバリ環境をデプロイできます。
Full Stack Disaster Recoveryへのアクセス
Oracle Cloud ConsoleからFull Stack Disaster Recoveryにアクセスし、「DR Protection Groups」としてMigration & Disaster Recoveryの下にあります。Full Stack Disaster Recoveryの構成、管理および使用に関するすべてのことは、障害時リカバリ保護グループ(DRPG)の概念を中心に展開されます。そのため、コンソールで新しいサービスを識別するためにDRPGを使用することを選択しました。

Availability
Full Stack Disaster Recoveryは、次のリージョンのOC1商用レルムに対してリリースされます。:
-
Amsterdam
-
Ashburn
-
Frankfurt
-
London
-
Phoenix
今後6か月から9か月以内に、すべてのレルムおよびリージョンにサービスを展開し続けます。
詳細に把握
Full Stack Disaster Recoveryは、OCIでのリージョン間ディザスタ・リカバリのための柔軟で拡張性の高いスケーラブルなDRaaSソリューションです。このサービスは、メンテナンス、ローリング・アップグレード、ブルーおよびグリーンのデプロイメント、およびディザスタ・リカバリ以外のその他の任意の数の使用のために、OCIリージョン間でワークロードを移動する場合に最適です。
Full Stack Disaster Recoveryには、DRPGに含める仮想マシン、ストレージ・ボリューム・グループおよびデータベースのみに基づいて基本的なディザスタ・リカバリ計画を自動的に作成するために必要なインテリジェンスが組み込まれています。この機能は、ディザスタ・リカバリの構成に費やす労力と時間を大幅に削減する多くの機能の1つです。
より低コストでより高い信頼性を実現し、実装、保守、および使用することで、ビジネス継続性の実装を促進します。Oracle Cloud Infrastructure Full Stack Disaster Recoveryを今すぐご紹介します。
