※本ページは、Announcing Oracle WebLogic Server for Oracle Cloud Infrastructureの翻訳です。
オンプレミスのOracle WebLogic Serverワークロードをクラウドに移行したり、新しいJava EEアプリケーションを構築したりできるように、Oracle Cloud Infrastructure向けのOracle WebLogic Serverを実行するための、柔軟な新しいオプションを発表できることを嬉しく思います。 新たにOracle Cloud Marketplaceのリストに加わった、OracleのUniversal Creditsモデル(UCM)を使用して、Oracle WebLogic Serverの構成を素早くプロビジョニングできます。 Oracle Cloud Infrastructure用のOracle WebLogic Serverでは、次のことができます。
- Oracle WebLogic Server構成の素早いプロビジョニング
- Oracle CloudでOracle WebLogic Serverを実行し、使用した分のみの支払い
- Java EEアプリケーションを簡単に開発、デプロイ、管理
新たに以下が、Oracle Cloud Marketplaceのリストに加わりました。
- Oracle WebLogic Server Enterprise Edition for Oracle Cloud Infrastructure(UCM)を使用すると、Java EEアプリケーションを構築およびデプロイ、クラスタリング、外部データベースとの統合、管理コンソール、WebLogic Scripting Tool(WLST)による管理、およびOracle WebLogic Server REST管理API などのOracle WebLogic Server機能を使用できます。
- Oracle WebLogic Server Suite for Oracle Cloud Infrastructure(UCM)には、上記のすべてに加えて、Oracle Database Real Application(RAC)Clusters、およびOracle Coherence Enterprise Editionとの最適化された統合のためのActive GridLink for RACが含まれています。
上記に加えて、既に以下のBring Your Own License(BYOL)モデルでの利用が可能となっています。
- Oracle WebLogic Server Standard Edition for Oracle Cloud Infrastructure (BYOL)
- Oracle WebLogic Server Enterprise Edition for Oracle Cloud Infrastructure (BYOL)
- Oracle WebLogic Suite for Oracle Cloud Infrastructure (BYOL)
素早いプロビジョニング
Oracle Cloud環境で、Oracle Cloud Marketplaceにアクセスして「Oracle WebLogic Server」を検索すると、新しいリストを見つけることができます。 または、以下に示すようにリストをフィルタリングできます。 名前に「UCM」が含まれるものは、ユニバーサル・クレジット経由で支払い可能な新しいものです。

いずれかを選択すると、Marketplaceのインターフェースは、Oracle Cloud上でOracle WebLogic Serverドメインの構成を作成できるシンプルなUIをガイドします。画面の例を示します。

数分以内にWebLogic ServerがOracle Cloud上で稼働し、開発・テスト・本番環境のアプリケーションのために使い始めることができます。
柔軟な価格設定
このようにOracle Cloud Marketplaceにて作成された構成は、実行時に実際に使用するOCPU時間(計算リソース)数に基づいて、自動的に使用量を計測します。必要に応じて、開発環境とテスト環境を迅速に作成、開始、停止、再起動、破棄したり、本番環境への要求に応じて、構成を拡大、または縮小したりできます。Pay As You GoまたはUniversal Credits Monthly Flexの価格設定オプションを使用して、一つの請求書を介して、消費したリソースに対してのみ請求されます。価格の詳細については、こちらをご覧ください。
Bring Your Own License(BYOL)モデルのOracle WebLogic Serverライセンスを使用するオプションも、従量課金の価格設定の代替として利用できます。BYOLでOracle WebLogic Serverをプロビジョニングし、Oracle WebLogic Serverのライセンスに基づいてアプリケーションを実行し、既存の資格、またはクラウドでOracle WebLogic Serverを実行するために取得した新しい資格をサポートできます。
クラウドでのアプリケーションの開発とデプロイ
こうして起動した構成は、オンプレミスで使用するのと同じOracle WebLogic Serverソフトウェアが稼働します。同一のJava Enterprise Edition(EE)APIをサポートし、それにより、Webアプリケーション、RESTサービス、JMSおよびトランザクション・アプリケーション、およびその他のエンタープライズJavaアプリケーションを構築出来ます。Oracle Application Development(ADF)アプリケーションもサポートされています。Oracle WebLogic Server 10.3.6、12.2.1.3、または12.2.1.4、およびJava Required Files(JRF)または非JRFドメインを選択できます。同じCI / CDのプラクティス、WLSTのスクリプト、REST管理のクライアント、およびオンプレミスで使用している管理コンソールを使用して、Oracle CloudでのWebLogic Serverアプリケーションを構築、デプロイ、管理および監視を、完全互換にて使用できます。高可用性とパフォーマンスのために、クラスター化された構成でデプロイを広げることができます。Oracle Cloudには、既存/新規のOracle WebLogic Serverのアプリケーションに対して、完全に互換性のある開発/デプロイのオプションが用意されています。
Getting Started
開始するには、Oracle Cloudアカウントが必要です。 まだお持ちでない場合は、こちらから新しい無料利用枠アカウントを作成してください。 Oracle WebLogic Server for Oracle Cloud Infrastructureの詳細は、oracle.comのリソースにアクセスし、製品ドキュメントを確認してください。 次に、Oracle Cloud Marketplaceにアクセスして、Oracle CloudでOracle WebLogic Serverアプリケーションを実行する新しい方法をテストしてみてください。 ご連絡をお待ちしております。
