みなさま、こんにちは。日本オラクルの佐野です。

最近、お客様から

「保守期限が近い」

「現行の仮想基盤が複雑で移行が不安」

「業務影響を最小化したい」

といった声を伺う機会が増えています。

クラウド移行はメリットが大きい一方で、現場の制約に合わせて着実に進めることが大切だと感じています。

今回、アイ・オー・データ機器様は、株式会社キューブシステム様の支援により、基幹システム(ERP/CRM/PLM等)が稼働する仮想基盤を、OCI上のOracle Cloud VMware Solution(OCVS)へ移行されました。

キューブシステム様は、オンプレミスの仮想基盤環境をパブリッククラウドへ移行する際の進め方を「OCVS Lift Service」としてサービス化されており、今回のプロジェクトでもその枠組みを活用して移行を進められています。

取り組みとしては、100台を超える仮想マシンをOCVS上でクラスタ統合し、運用負荷やコストの最適化につなげられた点、またVMwareの複数バージョン/エディションが混在する環境に対して、標準ツールとサードパーティ製品を組み合わせた柔軟な移行方式を採用された点が印象に残りました。

加えて、業務と共用するネットワーク環境下でも、専用移行環境の構築や帯域制御により、業務影響を抑えながら確実な移行を進められています。あわせて、物理データベースサーバーをOracle Base Database Serviceへ刷新し、移行後も支援サービスを提供されているとのことです。

こうした「OCVS Lift Service」の事例は、「大きく作り替える」のではなく「既存資産を活かしながら段階的に前へ進める」という現実的な選択肢として、多くのお客様のクラウド移行の参考になるのではないでしょうか。

パートナーの皆さまも、仮想基盤の更改やデータセンター見直しのご相談が増えてきたタイミングで、「既存環境を大きく変えずにクラウド移行しませんか」「OCVSでこういう進め方ができますよ」と提案の引き出しに加えてみてください。

気になる点や一緒に検討したい案件があれば、ぜひお気軽にお声がけください。

日本オラクルも、みなさまと一緒にお客様のクラウド移行を前に進めていきます。

▼アイ・オー・データ機器様の仮想基盤システムをクラウドへ移行

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000075923.html

佐野 守計