(本記事は、Michael McCannによる” Oracle named a Leader by IDC MarketScape for Life Science R&D Pharmacovigilance Solutions” (2023/2/6) を翻訳したものです。)
ライフサイエンス業界では、ファーマコヴィジランス(PV)領域における新しい技術の採用が重要であることが益々認識されてきています。
International Data Corporation (IDC),が、PVにおけるITソリューションベンダーに関する新しいレポートを発表しました。
IDCはIT・通信・消費者向け技術に関する市場情報・アドバイザリーサービス・イベントを提供する世界的プロバイダーです。
「増大する有害事象に対応し、規制当局への報告をタイムリーに行うために、PV業界はより自動化された(intelligent)、拡張性の高い、コンプライアンスに対応するシステムの開発に急ピッチで投資している。」と、IDC MarketScapeは市場概要の中で述べています。
「年々有害事象が増加しており、手動での症例処理はもはや選択肢にならない。」とも述べています。
オラクルは、このレポートでLeaderに選ばれました。
グローバル評価:卓越しているオラクル
2022年12月に発表された「IDC MarketScape: Worldwide Life Science R&D Pharmacovigilance Solutions 2022 Vendor Assessment」(文書番号:US48061622)は、世界中の11のPV領域のITソリューションベンダーを評価しました。
この評価では、ライフサイエンス企業がITソリューションベンダーに求める主要な点について調査されました。
「主要なリサーチ企業の第三者評価を得ることは大変喜ばしいことです」と、オラクルヘルスサイエンスのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるHenry McNamaraは述べます。
「この評価は、私たちが日頃お客様やパートナー企業から聞いていることを反映しているだけでなく、我々の戦略的ミッションにも一致しています。我々のミッションは、ライフサイエンス企業が症例処理を自動化し、リスクの早期検出を可能にする、柔軟かつオープンなプラットフォームを提供することです。」
早期検出、処理の自動化、コンプライアンス強化
AIを活用したSafety One プラットフォームは、臨床試験から市販後まで、コンプライアンスを遵守したPVを提供し、PVチームが症例とシグナルをより迅速かつ正確に、効率的に処理できるようにします。
市場を牽引するArgus、Empirica、Oracle Analytics、Safety One IntakeのソリューションをSaaSで統合することで、Safety Oneはライフサイエンス企業が将来的なニーズに合わせてシステム拡張できることを保証し、IT環境を未来に向けて盤石にすることができます。
Safety Oneは、PVの専門家が医薬品のリスクや運用上のリスクを早期に検出し、AIと自動化によりコストを削減し、コンプライアンスを強化することができます。
「症例のIntake・管理、シグナル検出・管理、レポート・分析を包括したソリューションによって、我々は今後もデジタルトランスフォーメーションを加速するライフサイエンス企業にとって、信頼できるパートナーであることを目指しています」とHenry McNamaraは述べます。
更なる進化・拡大
Oracleは、科学的進歩、規制変更、技術革新、およびPV・マルチヴィジランス (MV) 業界の要望に対応するため、更なる進化に取り組んでいます。
「私たちは機械学習やAI活用を推進するだけでなく、Cernerの買収によってリアルワールドデータを活用し、より洗練された新しいソリューションを開発する等、安全性分野全体で積極的に機能拡大・強化していきます。お客様と患者の信頼に応えます。」とMcNamaraは述べています。
サービス概要:オラクルのファーマコヴィジランス
