Oracle Health Sciencesでは、2019年よりHealth Sciences Connect(通称HS Connect)というオラクルのお客様や業界のソートリーダーによるセッションをご提供する年次イベントを開催しています。
HS Connectはかつて米国でOracle Industry Connectとして開催していたインダストリー合同イベントを新たに2019年からライフサイエンスに特化し、お客様事例や業界のアップデートを中心とした大規模イベントです。
日本では2021年に初のHS Connect Japanをオンラインで開催し好評を博しました。昨年も臨床開発・安全性業務に携わる、延べ1,000名を超えるお客様にご参加いただきました。今年は初めての会場開催を予定しており、開催概要は下記のとおりです。
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Oracle Health Sciences Connect 2023 Tokyo
- 日時:2023年5月17日(水) 13時から
- 場所:日本オラクル 青山本社
- 参加対象:臨床開発・安全性業務に携わる、製薬企業、CRO、アカデミアの皆様
- 無料、事前登録制 登録はこちらから
- アジェンダ:現在最終調整しており、後日ご紹介いたします。
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注目度の高かったHS Connect 2022のお客様の事例発表
Oracle Health Sciencesでは、臨床開発の立ち上げから市販後の安全性管理までサポートする製品をご提供しており、HS Connectでは、大きく臨床開発と安全性の2つのトラックに分け、参加いただく皆様の今後の取り組みにご参考頂けるよう、魅力的なセッションをご用意しております。
昨年のHS Connectは革新的なアプローチを取り入れたお客様の事例を中心に、人工知能(AI)、COVID-19、DCTなどの最先端トピック・業界トレンド、製品アップデートなど10セッションをご紹介しました。その中でも、国内のお客様の事例発表が最も皆様にご興味頂いたセッションで、実際にご参加いただいた参加者の数も多く、反響を頂きました。
今回は、お客様による導入事例セッションを振り返ってみていきます。臨床開発の環境が目まぐるしく変化をしている中で同業者様がどのような取り組みをされているのか、動画もございますので、詳しくご覧になりたい方は画面をクリックしてください。
【住友ファーマ様によるClinical One RTSM導入事例 「Clinical One RTSMの導入と今後の展望について 治験依頼者の立場から」】
住友ファーマでのRTSM導入の取り組み、RTSMを利用することについてその必要性と利用するうえで加味しておくべきこと、Clinical One RTSMについて、利用して感じたメリットと今後に期待することをご発表頂きました。
QAでは治験薬の配送の日程調整の運用について、依頼者側にアンブラインドパーソンが必要となる背景、小規模試験でもRTSMを利用するコストメリットを上回る利点についてのご質問があり、ご回答頂きました。
【第一三共様によるEmpirica Signal導入事例 「安全性シグナル管理」」
シグナル管理の意義・不均衡分析の役割、Empirica Signalの国内導入の経緯と活用事例、今後の課題・展望についてご発表頂きました。
QAではシグナル分析の対象やシグナル評価の保存についてなどの具体的な運用について、また、利用しているアルゴリズム採用の経緯などのご質問に回答頂きました。
【シミック様によるArgus Cloud導入事例 「マルチテナントを活用したファーマコヴィジランスサービスご紹介」】
シミック様はOracle Argus Cloud serviceを導入され、自社の臨床試験プロジェクトでの利用に加え、製薬企業様向けにマルチテナントデータベースサービスの提供を始められました。
プレゼンテーションではCMICおよびファーマコヴィジランス事業のご紹介、マルチテナントレンタルサービス・利用のメリットについてご発表頂きました。
今回は昨年のHS Connectでご発表頂いた国内3社様の導入事例をご紹介しましたが、他にもDCTに関するパネルディスカッションや、臨床試験・安全性におけるAIの活用のセッション等があり、別途またご紹介いたします。
今年のHS Connectも現在鋭意アジェンダを最終調整しております。ぜひご期待ください!



