オラクルでは製品ごとにユーザー会を開催しています。ユーザー会は製品理解の促進、システム活用における課題や対策等のナレッジ共有、製品開発へのフィードバック、ユーザー間の相互交流を目的としています。
Argusは多くの企業に利用いただいており、Argus Japanユーザー会はお客様同士が製品について、また業務について情報共有を行う場として、毎年盛り上がりを見せています。今回は昨年2022年11月30日に開催したArgus Japanユーザー会についてレポートします。
Argusユーザー会とは
オラクルの安全性情報管理データベース「Oracle Argus Safety」は、製薬企業やCROなどのライフサイエンス企業が安全性情報管理と関連法規制の遵守に注力することを目指して設計された、包括的なファーマコヴィジランス・プラットフォームです。
「Oracle Argus Safety」は世界の製薬企業トップ20社のうち14社*が採用し、世界で300社以上、日本では大手製薬企業など40社以上で採用されています。
*出典:Pharmaceutical Executive よりArgusユーザーを集計。https://www.pharmexec.com/view/2021-pharma-5
安全性情報の管理は各国の法規制の頻繁な改正により常に変化しています。法規制への対応、また新しいテクノロジーの製品への適用に関するお客様のご意見・フィードバックをいただくために、オラクルでは毎月Safety Consortiumをグローバルで開催しています。
また、日本独自の取り組みとしてArgus Japanユーザー会を開催しています。2013年に発足されて以来、年に1、2回の頻度で開催し、製品知識・導入経験の共有、Argusへの製品改善要求だけでなく、日本のArgusユーザー、パートナー間のネットワーキングにもお役立ていただいています。
第15回を迎えたArgus Japan ユーザー会
今回のArgus Japanユーザー会は第15回目の開催となりました。
この2年間はCOVID-19の影響でオンラインで開催していましたが、今回はハイブリッド形式で開催し、40社・140名を超えるお客様にご参加いただきました。
アジェンダは以下のとおりです。
- 製品戦略
- 薬機法改正に伴う製品アップデート
- Ask the Experts (実運用する中で具体的な課題について、エキスパートの方々からお答えいただくパネルディスカッション)
- ユーザー事例の発表(Argus Upgrade プロジェクトについて)
前半では弊社から製品戦略、また製品アップデートでは主に薬機法改正に関する最新バージョンを紹介しました。
後半ではお客様にご登壇いただき、Ask the Experts パネルディスカッションではRPAの活用等、各社の様々な取り組みについて情報共有をしていただきました。
当日の弊社発表資料および録画はこちらからご覧いただけます。
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今回のハイブリッド開催では、2年ぶりにユーザー・パートナーの皆様を会場にお迎えすることができました。
オンラインイベントがスタンダードとなりつつある中、ご来場いただく方々にご満足いただけるか心配もありましたが、
大変有難いことに、会場参加者から「ユーザー同士で直接話すことができ、大変満足した」というお声や、
オンライン参加の方々から「会場参加と変わらないクオリティで参加できた」というお声を頂きました。
ユーザー会開催に際し、多大なご協力を頂きました皆様に心より感謝申し上げます。
引き続き、よりよいユーザー会運営ができるように取り組んで参ります。

ご質問等ございましたら、下記迄ご連絡下さい。
Email: hsgbu-oracle_jp@oracle.com
ユーザー会事務局
