AIによって脆弱性の探索やサイバー攻撃が高速化する中、重要システムには、より短い時間軸での判断と継続的な備えが求められます。データを失う要因は攻撃だけではありません。災害、ハードウェアやソフトウェアの障害、人的ミス、アプリケーション不具合、論理破壊など、さまざまな事象が業務継続を脅かします。

有事においてバックアップは最後の砦です。しかし、バックアップを「取得している」ことと、業務を安全に再開できることは同じではありません。どの時点のデータへ戻すのか、どの順序で復旧するのか、どの環境を復旧先にするのか、そしていつ業務再開と判断するのか。こうした問いに平時から答えられる状態にしておくことが、リカバリ設計の出発点です。

重要システムのレジリエンスは、データベースだけで完結しません。システムを起動できることと、Oracle Database上の業務データを安全な状態へ戻せることの違いを整理し、復旧後の業務判断まで含めて設計することが重要です。

このセッションで学べること

  • 復旧時点・手順・復旧先を整理する、リカバリ設計の考え方
  • システム復旧とOracle Database上の業務データ復旧の違い
  • RMAN、Point-in-Time Recovery、Data Guard/Active Data Guard、Recovery Appliance/ZRCVの復旧シナリオ別の位置付け
  • Oracle Maximum Availability Architecture(MAA)に沿った「止めない・失わない・安全に戻す」ための設計ポイント
バックアップを戻せる仕組みに変えるリカバリ設計の紹介画像

さらに、Oracle Maximum Availability Architecture(MAA)の考え方に沿って、「止めない・失わない・安全に戻す」ための実践的な設計ポイントを解説します。バックアップを保管のための仕組みで終わらせず、安全な業務再開を判断できる継続的なレジリエンス設計へ見直す際に、ぜひご覧ください。

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