東京都でお花見が解禁されて4年ぶり。3月31日に桜の開花を心配しながらアプリケーション事業のお花見を計画させて頂きました。200人以上に参加を呼び掛けるお花見なんて初めてだったので、心配もしながら準備をしました。

 

心から叫んだのは「デジタルって最高!」

 

出欠確認はOutlook、会費の集金はPayPay、飲食の発注は各社のサイトから。

商品が届くたびに現代のSCMの仕組み、そしてラストワンマイルに掛けてくださる労力に感謝しかありません。お陰様でアツアツのピザが公園に届いたり、冷たいビールやお茶が開催直前に届けられ、集まった53名に満足頂けたわけですから。

 

またデジタルのお蔭で、これらの作業は一人でできるようになったのは大きいです。紙で出欠確認と入金の確認なんて無理です。

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そして今回のお花見のタイトルは「生演奏のあるお花見」でした。その理由はプロのアコーディオン奏者に来ていただく予定にしていたからです。頭で想像していたよりも素晴らしい雰囲気を演出してくださいました。沢山の笑顔があり、新しい会話のきっかけもできたようです。

 

そして、その場のリクエストに応えながら、自分のアレンジで絶え間なく続けてアコーディオンを演奏するプロの姿を見て思ったのは

「これが美しいアナログの世界!」

 

ストリーミングの無料サービスで音楽を大量、且つ瞬間的に消費する世界が当たり前になりました。デジタル音源は劣化せず、永遠に同じように再生してくれます。でも、人はやはり変化していくものに心は奪われるのではないでしょうか?その証拠にカセットテープの世界が復活しているというじゃないですか。聞くところによると物理的にテープが巻かれている事、劣化やノイズが入っている事が新鮮なのだそうです。

 

クリエティブな世界、特にその場のアレンジで演奏したり合奏したりするような刹那的パフォーマンスアートは瞬間凍結保存とも言えるデジタルな世界からどんどん乖離し、人の心を癒すものとして存在し続けるのでしょう。

 

デジタルで単純作業をどんどん片づけて、豊かなアナログの世界に浸る時間を増やしたいものです。

そしてイベントの設営と撤収は究極のチームビルディングですね。