こんにちは。日本オラクルのクラウド・ソリューション・エンジニアの小西です。
すでにお気づきの方も多いかとおもいますがOCIコンソールのデザインが最近リニューアルしました。Redwood Styleの色合いに変更になっています。引き続きコンソールを利用いただき、新デザインに慣れていっていただければと思います!

さて、「Oracle Cloud Infrastructure 新機能ハイライト」では、隔週でOracle Cloud Infrastructure(OCI)の主な新機能をご紹介していきます。
それでは、前回以降のリリースノートに掲載されているOCIの新機能を見ていきましょう!
[Data Catalog] データ・カタログの新リリース
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Data Catalog の新しいリリースが利用可能になりました。不具合修正と機能強化のほか、次のことができるようになりました。
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SCAN (Single Client Access Name) を使用して、Exadata を含むプライベートなRAC有効化されたOracle データベース用のデータ・アセットを作成
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Object Storage に存在する Delta Lake テーブルの Metastore にメタデータを収集
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Metastore から Data Catalog に Delta Lake テーブルを収集
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詳細:Data Catalog and Data Catalog API.
[MySQL Database] MySQLデータベース・サービスでMySQL Version 8.0.32 のサポート
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MySQL データベース・サービスで、MySQL 8.0.32 をサポートしました。新しい MySQL DBシステムは、この最新のMySQLデータベース・バージョンに基づきます。既存のDBシステムの場合、MySQLサーバーをバージョン 8.0.31 から 8.0.32 に手動でアップグレードする必要があります。
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新しいマイナー・バージョンには、改善と不具合修正が含まれています。
[APM] ネットワーク・データ・エクスプローラでVisualize Synthetic Monitorの実行
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合成モニタリング・ネットワーク・データ・エクスプローラで、1 つ以上のバンテージ・ポイントで実行されるモニターのエンドツーエンドのネットワーク・データ・パスを視覚化できるようになりました。ネットワーク・データ・エクスプローラは、IP ネットワーク上のプローブ・パケットによって取得されたネットワーク・パス (集約された traceroute) のトポロジ・ダイアグラムと、送信元から宛先まで ping を実行したすべてのルーターの IP アドレスのリストを表示します。
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詳細: View Monitor History.
[Stack Monitoring] PeopleSoftリソースのUIベースの検出
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スタック監視 UI から PeopleSoft リソースの検出を直接実行できるようになり、検出プロセスが大幅に簡素化されました。
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詳細:PeopleSoft.
[Visual Builder Studia] Oracle Visual Builder Studio のリリース
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OCIネイティブのVisual Builder Studioが利用可能になりました!
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Oracle Visual Builder Studio (VB Studio) は、チームがすべてのアプリケーションのライフサイクルを共同で開発、テスト、デプロイ、および維持するのに役立つ堅牢なアプリケーション開発プラットフォームです。 VB Studio は以下のようなユーザに最適です。
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アプリケーションをビジネス固有のカスタマイズで拡張する必要がある Oracle Cloud Applications 管理者
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ビジュアル デザイナーを使用してレスポンシブ アプリを作成したいローコード開発者
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他の人が作成したアプリケーションのソース コードを変更したり、選択した Web プログラミング言語を使用して特注のアプリを開発したりしたい経験豊富なプログラマー
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開発プロセス、コードのバージョン管理、CI/CD の自動化などを管理したい開発チーム
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ブログ:OCIでのOracle Visual Builder Studioの発表

[Oracle Database Autonomous Recovery Service] Oracle Database Autonomous Recovery Service のリリース
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Oracle Database Autonomous Recovery ServiceがGAになりました!Oracle Database Zero Data Loss Autonomous Recovery Service は、Zero Data Loss Recovery Appliance(ZDLRA)のテクノロジーをベースに構築された新しいOCIサービスで、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) で実行されている Oracle データベース向けの完全に管理されたデータ保護サービスです。
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独自の自動化された機能により、Oracle データベースの変更をリアルタイムで保護し、本番データベースのオーバーヘッドなしでバックアップを検証し、任意の時点への高速で予測可能なリカバリを可能にします。保護されるデータの量に基づく低コストは、あらゆる規模のあらゆる予算の組織がデータ損失ゼロの回復力を利用できることを意味します。
[Data Integration] データ統合の新リリース
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このリリースには、次の修正が含まれています。
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パイプライン タスク実行の起動時間と、パイプラインでのタスク実行間の遅延が短縮され、全体的なパイプライン実行パフォーマンスが向上しました。
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データ ローダー タスク実行の起動時間が短縮され、全体的な実行パフォーマンスが向上しました。
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以上が本日の新機能ハイライトです。
関連情報
