※ 本記事は、Adrian Padilla Duarte, Michael Ferranteによる”New Oracle WebLogic Suite for OCI UCM image with Oracle Forms“を翻訳したものです。
2023年3月29日
新しいOracle WebLogic Suite for OCI UCMイメージがOracle Formsで利用可能であることをお知らせします。
Oracle Formsイメージは、Bring Your Own License(BYOL)イメージとして数年間Oracle Cloud Marketplaceで使用可能です。この新しいイメージにより、お客様は、Oracle FormsをOCIで実行するための資格とサポートのOCPU/時間ごとに支払うことができます。
何が入っているのか?
Oracle Formsを使用したOracle WebLogic Suite for OCI UCMイメージでは、Oracle Forms BYOLイメージと同じユーザー・エクスペリエンスが提供されます。このイメージにより、Formsユーザーは、次のソフトウェアがインストールされたコンピュート・インスタンスを作成できます。:
- Oracle Linux 7.9
- Oracle JDK 8u361
- Oracle Database EE 19.3.0 (ADBまたはDBCSを選択しない場合のみ)
- Oracle WebLogic Server 12.2.1.4
- Oracle HTTP Server 12.2.1.4
- Oracle Forms and Reports 12.2.1.19
- SQLDeveloper 21.4.3.063.0100
- FMW Patching Utility Tool
- 初回ログイン時にFormsドメインを自動的に作成するスクリプト
- VNC server
どのような仕組みか?
初回ログイン時に、VNCサーバー、FMWリポジトリ・スキーマ、WebLogicおよびデータベースを構成するためのDB情報とパスワードを指定するよう求められます。


最初の設定でFormsドメインの作成が終了した後、VNCクライアントを使用して、GUIを使用してoracleユーザーとしてインスタンスにアクセスするか、Secure Shell(ssh)を使用してopcユーザーとしてログインできます。

Oracle HTTP Server(OHS)は、デフォルトで、非SSL接続の場合はポート7777の/formsおよび/fadsuiにアクセスし、SSL接続の場合は4443にアクセスします。両方のポートがLinuxファイアウォールで開かれますが、インスタンスがリモートでアクセスされる場合はSSLポートを使用することをお薦めします。
請求方法は?
Oracle WebLogic Suite for OCI UCMイメージは、1時間当たりのOCPUで請求され、コンピュート・インスタンスが実行されている場合にのみ請求されます。イメージのコストには、ComputeやBlock Storageなどの他のインフラストラクチャ・サービスは含まれません。
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