ファンケル様が、カスタマー・リレーション強化や顧客満足度向上実現に向け、店頭、オンラインなどのあらゆる販売チャネルにおける購買データや行動情報などを統合し、顧客データ利活用を促進するデータウェアハウス基盤を「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」で刷新したことを発表しました。
ファンケル様では、無添加化粧品やサプリメントなど、美と健康の領域を中心に幅広い事業を展開しています。同社は2014年から、「FIT(FANCL Information Technology)」プロジェクトで経営戦略をITで支える基盤の整備を進めています。2021年4月から開始した第3期中期経営計画である「『前進2023』~逆境を超えて未来へ~」においては、マルチチャネル化を進化させたファンケルならではのOMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインの融合)の取り組みを推進し、個々のお客様に最適なアプローチを実現するIT基幹システムを実現する「FIT3」への取り組みを掲げています。具体的には、お客様をもっと深く理解し、「ファン化」につなげていくため、購買情報だけでなく購買に至るまでの行動情報や、ファンケルからのアプローチへの反応、どのような情報を提供したお客様がロイヤルカスタマーになったかなど、「お客様を“理解するためのデータ”」を収集し、分析できるシステムへの刷新を図っています。ファンケルは、この「FIT3」の中核を担うデータウェアハウス基盤を「OCI」で刷新しています。
- [プレスリリース] ファンケル、カスタマー・リレーション強化の中核を担うデータ分析基盤をOracle Cloud Infrastructureで刷新
- [参考資料] Oracle Exadata Database Service:サービス概要のご紹介