※これはDeveloping on Oracle Cloud Infrastructure just got easier with OCI Code Editor!の翻訳です。

クラウド・ディベロッパーは、さまざまな Oracle Cloud Infrastructure (OCI) サービスにわたって、複数のワークフローとコードのデプロイを作成・管理する必要があるケースがあります。多くの場合、ローカルおよびリモートの開発環境と、さまざまなツールを切り替える必要があります。コンテキスト切り替えのコストは高く、集中力が途切れがちになります。 生産性を高め、OCI での開発を容易にするために、新しい OCI Code Editor をリリースできることをうれしく思います。

Code Editor を使用すると、さまざまな OCI サービスのコードを Oracle Cloud Console から直接編集、およびデプロイできます。 コンソールとローカル開発環境を切り替えることなく、ワークフロー・スクリプトを更新できるようになりました。 この合理化により、クラウドソリューションの迅速なプロトタイピング、新しいサービスの探索、迅速なコーディングの実行が容易になります。

 

低レベル事項ではなく、コードに集中

複雑な開発環境の設定と管理や、適切な拡張機能とライブラリのダウンロードなどに多くの時間と労力を費やしています。Code Editorを使用すると、効率的なコードを記述することに専念できます。OCI は、複雑なインフラストラクチャのセットアップと管理タスクをユーザーに代わって処理します。リモート Git アクセスと使い慣れたlook & feelにより、すぐにコーディングを開始することも簡単です。

生産性を強化し、OCI でシームレスに統合された開発体験を提供するために設計されたCode Editorの主要な機能を見てみましょう。

OCI サービスおよび Cloud Shell との組み込み済みの統合

Code Editorには、すぐに使用できるOCIの主なサービスとの統合機能があり、Oracle Functionsのfunctionのネイティブな作成・デプロイ、Infrastructure-as-CodeのResource Managerの構成の編集、Data Scienceのjobの成果物の編集、インタラクティブな OpenAPI レンダリング機能を使用した API 仕様の開発など、多数のユース ケースを可能にします。Data Flow を含むその他の OCI サービスのサポートは、近日中に提供される予定です。

Code Editorから Cloud Shell に直接アクセスすると、Cloud Shell ホーム ディレクトリ内のファイルを編集し、コードをネイティブにコンパイル、実行、デプロイできます。 また、Cloud Shell に同梱されている30を超えるクラウドベースの開発者ツール (CLI、Git、GraalVM Enterprise JDK 17 など) を使用することもできます。これにより、コードをすばやくテストしてイテレーションし、コードの品質とパフォーマンスを向上させ時間を節約できます。

豊富な言語サポート

Code Editor は、Java、Python、Docker(Dockerfile)、JSON、YAML、Terraform などの 15 の一般的な言語での構文の強調表示、コードの提案、カッコ合わせ、静的解析、コードナビゲーションなどのインテリジェントなコード編集機能により、コード開発の工数を軽減します。

ソース管理とワークスペース管理

Code Editor は、Git を介して統合されたソース管理を提供し、複数のプロジェクトにわたるチーム コラボレーションを可能にします。典型的な Git パターンを使用して、リポジトリのclone作成、コードの探索、ファイルに加えられた変更の表示、リポジトリへの変更のpushバックなど、Code Editorから直接コードのバージョン管理や変更を行うことができます。 また、複数のコードプロジェクトを独立したワークスペースとして簡単に管理し、ワークスペース内のフォルダに適用される設定を設定変更することもできます。

セッションの継続

作業を中断し、別の作業に切り替える必要がある場合は、中断したところから簡単に再開できます。 Code Editor は、再起動時に最後に編集されたファイルを開き、進行状況を自動的に保存し、複数のセッションにわたってユーザーの状態を維持します。

パーソナライズされた開発者体験

Code Editorには、開発環境をさまざまなカスタマイズすることができる機能が用意されています。 たとえば色のテーマとして複数の暗い色と明るい色の選択したり、同時に開いたときにCode EditorとCloud Shellの相対的な配置を制御したり、お気に入りのデスクトップ・コード エディタと同じになるように既定のキー・バインディングを変更したりできます。

今日から始めましょう

Code Editor により、OCI でのソリューションの構築とプロトタイピングが容易になり、日々の開発作業が効率化されることを願っています。Code Editor は無料で使用でき、コンソールのどこからでも上部のナビゲーション バーから起動できます。 開始するには、Code Editorワークスペースを作成するか、既存のGitHubプロジェクトをワークスペースに複製して、コーディングを開始してください。

functionの編集とデプロイ、Resource Manager 構成の変更と適用、Data Scienceジョブの成果物の変更など、一般的なワークフローのコードサンプルを試すことをお勧めします。

Oracle Cloud Infrastructure を初めて使用する場合は、Oracle Cloud Free Tier を利用することができます。ご質問やフィードバックがありましたら、お問い合わせください。

詳細については、次のリソースを参照してください。