※これはOCI Cache with Redis: The lightning-fast way to improve your application performanceの翻訳です。
高性能と低遅延は、Eコマース、金融サービス、リアルタイムの位置情報ベースのアプリケーション、リアルタイムのデータ分析、ゲーム、モノのインターネット (IoT) などの多くのアプリケーションにとって重要です。 このパフォーマンスを達成するために、開発者は多くの場合、Redis などのインメモリ データ ストアを使用して、ミリ秒の遅延でデータを保存・取得します。 OCI Cache with Redis サービスがすべての OCI リージョンで一般利用可能になったことを発表できることをうれしく思います。
Redisとは?
Remote Dictionary Server (Redis) は、文字列、ハッシュ、リスト、セット、ソートセットなどの幅広いデータ構造を提供するオープンソースのメモリ内データ ストアです。 これは、アプリケーションのパフォーマンスを向上させるためのキャッシュ層や、リアルタイムアプリケーションのデータ ストアとしてよく使用されます。
なぜOCI Cache with Redisを使用するのか?
Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Cache with Redis は、OCI でのフルマネージド Redis バージョン 7.0.5 サービスで、Redis のデプロイと管理を容易にします。 自前で運用する Redisに比べて、次のような多くの利点があります。
- 自動管理: OCI Cache with Redis は、OS にパッチを適用しながら、Redis クラスタのプロビジョニングとスケーリングを自動的に管理します。この自動化により、アプリケーションの開発に集中できるようになります。現在使用しているものと同じ Redis API を使用できます。
- スケーラビリティ: OCI Cache with Redisは簡単にスケールさせられます。アプリケーションの要求を満たすために、必要に応じてクラスタにノードを追加・削除できます。
- パフォーマンス: OCI Cache with Redisを使うと、高いパフォーマンス・低遅延になります。アプリケーションはRedisからデータにアクセスするときに、超高速の応答時間を体験できます。

図1:データベースの前にOCI Cache with Redisを配置した典型的な使用例
OCI Cache with Redisの主な機能
柔軟なメモリシェイプ: OCI Cache with Redisはメモリに関して完全な柔軟性を提供するため、アプリケーションのニーズに最適なものを選択できます。 単一ノード上の小規模な 2 GB クラスタから、最大9つのノードによる大規模な500 GBクラスタまで。
スケーリング時の最小限のダウンタイム: Redis クラスタを 1 秒以下のダウンタイムでスケールアップ・スケールアウトできるため、アプリケーションの変化する要求に合わせてクラスタを調整することが簡単になります。
自動化された高可用性: 冗長性を確保するためにデータが複数のノードに自動的にレプリケートされるだけでなく、2 つ以上のノードを含むクラスタをデプロイするときに、クラスタノードが可用性ドメインと障害ドメインに自動的に分散され、あらゆるイベントに対する回復力が向上します。
競争力のある価格設定: OCI Cache with Redisは、使用するメモリ量に基づいて価格設定されるため、必要な分だけお支払いいただけます。

図2:ノード設定パネル
価格設定
OCI Cache with Redisは、使用されるメモリの総量のみに基づいて積極的に価格設定されます。 当社の価格設定はシンプルで予測可能です。 ここでサービスの価格を確認するか、ここで費用の見積もりを確認できます。
お客様の声
「OCI Cache with Redisは、当社のアプリケーションにとって大きな変革をもたらしました」と SmartVisit Solutions の IT 開発マネージャ、Joon Daroy 氏は述べています。「これにより、パフォーマンスと信頼性が向上し、Redis デプロイメントの管理がはるかに簡単になりました。」
まとめ
OCI Cache with Redis は、アプリケーションのパフォーマンスと信頼性の向上に役立つ強力で使いやすい Redis サービスです。 フルマネージドの Redis サービスをお探しの場合は、OCI Cache with Redisを試してみることをお勧めします。
OCI Cache with Redis は、OCI コンソールの「データベース」の下にあります。 サービスの詳細については、「OCI Cache with Redis」にアクセスしてください。
