※ 本記事は、Martin Bachによる”What’s new in MLE 23.26.4: WebAssembly lands in Oracle AI Database“を翻訳したものです。

2026年11月8日

Multilingual Engine(MLE)により、21cからOracle Database内でJavaScriptを実行できるようになりました。

http://blogs.oracle.com/developers/wp-content/uploads/sites/129/2026/10/image-9.png

Release Update 23.26.4では、WebAssembly(Wasm)モジュールに対応します。
現在Autonomous AI Databaseで利用でき、ほかの配置形態にもまもなく対応する予定です。

WebAssemblyは、さまざまな環境で実行できるコードの、可搬性のあるバイナリ形式です。
C、Rust、Goなどの言語で書いたプログラムを、Wasmにコンパイルできます。
今回、対応するWasmライブラリをOracle AI Database内で実行し、MLEのJavaScriptから呼び出せるようになりました。

何ができるのでしょうか。画像処理が一例です。
Wasmライブラリで、データベースに保存した画像をリサイズできます。
WasmモジュールとJavaScriptバインディングがMLEで動作するライブラリなら、OCRなどの処理も可能になるかもしれません。

利用するには、WasmバイナリをMLEモジュールとして格納し、JavaScriptバインディングをJavaScriptモジュールとして読み込みます。
JavaScriptコードからWasmモジュールをインポートしてライブラリの関数を呼び出し、それらをアプリケーションのデータベースロジックの一部にできます。

今後数週間で、技術的な例をさらに紹介します。
それまでは、MLEのWebAssemblyドキュメントをご覧ください。
また、何もセットアップせずに試せるよう、MLE LiveLabsも更新する予定です。