この記事はGloria HughesによるReimagine Your Oracle Licensing Strategy with Oracle Database Cloud BYOLを日本語に翻訳したものです。

2026年4月28日


「それは予算に入っていません」というフレーズをこれまで何度耳にしたことがあるでしょうか?最近では、まるで今年の企業スローガンのようです。 コストの上昇、利益率の圧迫、あらゆる方向から押し寄せる経済的不確実性により、予算は単なるガードレールから厳格な停止標識へと変わり、支出される1ドル1ドルが厳しく精査されています。 だからこそ、すでに保有しているものを最大限に活用することが重要です。棚に眠っているOracleライセンスについて考えてみてください。そこからさらに価値を引き出すためにはどうすればいいでしょうか? Bring Your Own License(BYOL)を使用すれば、それらを再び活用し、追加購入なしでクラウドで稼働させることができます。これはOracleが提供する最高のサービスの1つであり、すべての人に知ってもらえるまで私はこの話を続けるつもりです。前回は、Autonomous DatabaseへのBYOLにより、Oracleライセンスへの投資を最大化について取り上げました。今回は、この柔軟なアプローチをOracle Database Cloud全体に広げると何が起こるのかを見ていきましょう。

BYOLがゲームチェンジャーとなる理由

Bring Your Own License(BYOL)を利用すると、既存のオンプレミスのDatabaseライセンスを再利用し、クラウドへ移行できます。つまり、すでに所有しているライセンスを活用し続けながら、クラウド・インフラストラクチャの料金のみを支払うことになります(ライセンス・マッピング・ルールは、Oracle PaaS and IaaS Universal Credits Service Descriptionドキュメント(PDF)で定義されています)。 さらに、Oracleライセンスはオンプレミスからクラウドへ、そしてクラウドからオンプレミスへ、いつでも移動できます。これは、コスト削減というメリットを伴う柔軟性だと考えてください。加えて、Database Cloudでは、追加費用なしでプレミアム機能も利用できます。

  • Data Masking and Subsetting Pack
  • Diagnostics and Tuning Packs
  • Real Application Testing
  • DDL Logging for Lifecycle Management
  • Transparent Data Encryption(Advanced Securityオプションなしでも利用可能)

「予算に入っていない」と言われる時代において、BYOLは過去の投資をコスト削減の強みに変え、組織がより迅速にモダナイズし、総所有コストを削減し、すでに支出した資金からより多くの価値を引き出すことを可能にします。

大きなコスト差

それでは、具体的な数字について見ていきましょう。信じてください、とても魅力的な数字です。表1を見ると、Oracleの低コストな共同管理型DBクラウド・サービスであるExadata Database Service on Exascale Infrastructure(ExaDB-XS)とBase Database Service(Base DB)の内訳が確認できます。ライセンス込みのコストとBYOLコストを比較すると、すでに所有しているライセンスを利用するだけで、最大78%の削減が可能です。

製品ECPU数単価(ECPU/時間)月額合計削減率の比較
Oracle Exadata Exascale Database ECPU16$0.336$3,999.7476%
Oracle Exadata Exascale Database ECPU – BYOL16$0.0807
$960.65
Oracle Base Database Service – High Performance – ECPU16$0.2218
$2,640.31
78%
Oracle Base Database Service – BYOL16$0.0484$576.15
Oracle Base Database Service – Enterprise8$0.1075$639.8455%
Oracle Base Database Service – BYOL8$0.0484$288.08
Oracle Base Database Service – Standard4$0.0538$160.1110%
Oracle Base Database Service – BYOL4$0.0484$144.04

表1:Exadata Database Service on Exascale Infrastructure(ExaDB-XS)およびBase Database Service(Base DB)におけるライセンス込みとBYOLのコスト削減額

マルチクラウドにおけるBYOL

この魅力的な特典は、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)だけにとどまりません。BYOLは、Oracle Database@Azure、Oracle Database@Google Cloud、Oracle Database@AWSといった当社のハイパースケーラー・パートナーにも適用されます。これらのOracle Database@のパートナーシップでは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)と同じライセンス・モデルが採用されており、同等のコスト効率、コンプライアンス、サポートのメリットが享受できます。この統一モデルにより、どこにデプロイする場合でもクラウド導入が簡素化されます。

ライセンスを最大限に活用する準備はできていますか?

この厳しい経済環境の中で、ライセンスを最大限に活用する準備はできていますか?予算が逼迫している今、Database Cloud Services向けのOracle BYOLは、コスト削減のための最も賢い方法の1つです。既存のOracleライセンスをクラウドで活用することで、パフォーマンスやイノベーションを犠牲にすることなく、コストを大幅に削減し、柔軟性を維持することができます。

ライセンスを眠らせておくのはもったいない。BYOLで既存のライセンスを有効活用し、Oracle Database Cloudでコストを即座に削減しましょう。特に今こそ、その効果が最も発揮される時です。