
※本ページは、”Announcing Oracle Exadata X11 Storage Servers and Zero Data Loss Recovery Appliance RA26/RA26-Z“の翻訳です。
Oracleは、パフォーマンス、容量、データ保護におけるお客様の選択肢をさらに広げる新しいOracle Databaseインフラストラクチャ・オプションを発表します。
Exadata X11ストレージ・サーバー
- Exadata X11 Extreme Flash
- Exadata X11 High Capacity
- Exadata X11-Z High Capacity
Zero Data Loss Recovery Appliance
- Recovery Appliance RA26
- Recovery Appliance RA26-Z
新しいExadata X11ストレージ・サーバーは、Oracle Databaseワークロード向けに追加のストレージ・オプションを提供し、お客様がExadataアーキテクチャ、管理モデル、およびインテリジェントなデータベース高速化機能のメリットを引き続き享受しながら、ワークロード要件に応じてパフォーマンス、容量、コストをより柔軟に最適化できるようにします。
Oracleはまた、Zero Data Loss Recovery Appliance RA26およびRA26-Zも発表します。26TBドライブを採用した大容量ストレージ構成により、RA26およびRA26-Zは、増大するデータベース保護ニーズに対応するためのより大きな容量を提供し、コストを削減するとともに、従来と同じアーキテクチャとデータ保護機能を維持します。
Exadata X11ストレージ・サーバーのご紹介
新しいX11ストレージ・サーバーは、より幅広いOracle Databaseワークロード要件に対応するために設計された追加のストレージ・オプションを提供し、Exadataポートフォリオを拡充します。
X11 High Capacity、X11 Extreme Flash、X11-Z High Capacityストレージ・サーバーは、Exadata RDMA Memory(XRMEM)を搭載しない構成で提供されます。ワークロードの増加に応じて、後からメモリーを追加することでXRMEMを有効化できます。
Exadataのアーキテクチャをそのまま継承
新しいExadata X11ストレージ・サーバーは、Smart Flash Cache、Smart Scan、Storage Indexes、Hybrid Columnar Compression、自動化、監視機能に加え、お客様がExadataに期待するセキュリティおよび高い信頼性など、X11Mと同じハードウェアおよびソフトウェア・アーキテクチャを採用しています。これにより、お客様はインテリジェントなSQLオフロード、データベースを認識したストレージ最適化、自動化された管理機能、そして従来型ストレージ・プラットフォームとの差別化要因となる統合アーキテクチャのメリットを引き続き享受できます。
既存のExadata X11Mストレージ・サーバーは、Exadataで最高性能となるストレージ構成を引き続き提供し、Oracle Databaseワークロードに対して最小のレイテンシと最大のスループットを実現します。一方、Exadata X11ストレージ・サーバーは、性能、容量、コストのバランスを重視するお客様に向けた新たな選択肢であり、ワークロードやビジネス要件に最適な構成を選択できます。
Exadata X11ストレージ・サーバーは、AI、アナリティクス、ミッション・クリティカルなOLTPワークロード向けに設計されています。Exadataと同じソフトウェアを採用し、SQL処理の高速化とI/O負荷の削減を実現します。X11 High CapacityおよびExtreme Flashストレージ・サーバーは、最大100GB/秒のフラッシュ・スキャン帯域幅、最大120万SQLリードIOPS、8KBリード時で最小150マイクロ秒のレイテンシを提供します。一方、X11-Z High Capacityストレージ・サーバーは、最大50GB/秒のフラッシュ・スキャン帯域幅、最大60万SQLリードIOPS、8KBリード時で最小150マイクロ秒のレイテンシを実現します。
Exadata X11の提供形態
Exadata X11 Extreme FlashおよびExadata X11 High Capacityは、オンプレミスのExadata Database MachineとExadata Cloud@Customerの両方で利用できます。Exadata X11-Z High Capacityは、オンプレミスのExadata Database Machineで利用できます。
オンプレミスのExadata Database Machineでは、X11ストレージ・サーバーを既存のExadata X8M以降のシステムに追加導入できます。
Exadata Cloud@Customerでは、X11ストレージ・サーバーをExadata X11M以降のデータベース・サーバーと組み合わせて導入できます。システム導入時に選択したストレージ・サーバー・モデルによって、将来のストレージ拡張時に追加できるストレージ・サーバー・モデルが決まります。
最小要件
Exadata X11ストレージ・サーバーを利用するには、以下のいずれかのExadata System Softwareが必要です。
- Exadata System Software 26ai(リリース26.1.0以降)
- Exadata System Software 25ai(リリース25.1.17、25.2.10、またはそれ以降)
Zero Data Loss Recovery Appliance RA26およびRA26-Zの発表
ランサムウェアは、企業のIT部門にとって依然として最も深刻な脅威の一つです。近年では、AIを悪用した攻撃が本番システムだけでなくバックアップ基盤も標的とし、重要なデータベースへの攻撃を開始する前に、リカバリ用データの暗号化、削除、または破損を試みるケースが増えています。ミッション・クリティカルなアプリケーションを運用する企業にとって、課題は単にバックアップを取得することではなく、それらのバックアップが必要なときに確実に保護され、リカバリ可能であり、継続的に検証されていることを保証することです。
Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance(ZDLRA)は、この課題に対応するために設計されています。リアルタイム・データ保護、不変(イミュータブル)バックアップ、自動リカバリ検証、サイバー・ボルト・アーキテクチャ、包括的な保護状況の可視化を組み合わせることで、Recovery Applianceはランサムウェアへの対策を強化し、データ損失を防ぐとともに復旧時間を最小限に抑えます。Oracleは過去10年間にわたり、このプラットフォームを継続的に進化させ、サイバー・レジリエンスを強化するとともに、拡張性、性能、および効率性を向上させてきました。
本日、OracleはZero Data Loss Recovery Applianceの最新世代となるRA26およびRA26-Zを発表します。これらは、企業の増大するデータ保護ニーズに対応するためストレージ容量を拡大するとともに、お客様が重要なデータ資産を保護するために信頼してきた高い性能とセキュリティ機能を維持しています。
RA26およびRA26-Zの新機能
RA26およびRA26-Zは、新しい26TBディスク・ドライブとストレージ最適化により、実効容量を21%向上させました。これは前世代で採用されていた22TBドライブからの拡張です。
- RA26のベース・ラック容量:274TBから332TBへ拡大
- RA26のフル・ラック容量:最大1.9PB
- RA26-Zのベース・ラック容量:135TBから164TBへ拡大
- RA26-Zのフル・ラック容量:最大943TB
この容量拡大により、お客様はラック設置面積を増やすことなく、より多くのリカバリ・ポイントを保持し、保護期間を延長し、より大規模なデータベース環境をサポートできます。
新しいRA26プラットフォームは、ZDLRA 23.1ソフトウェアで提供される最新のストレージおよび性能最適化を採用しています。これらの機能強化により、前世代との比較で実効容量は21%向上しており、26TBドライブと22TBドライブの単純比較による18%の容量増加をさらに上回ります。大規模構成では数十TB規模の追加容量を確保できるため、お客様は投資効果をさらに高めることができます。また、本世代では最大60TB/時という業界最高水準のデータベース向けバックアップおよびリカバリ性能も実現しています。
RA26プラットフォームは、Oracle Exadataテクノロジーをベースとした高性能なコンピュートおよびストレージ・サーバー・アーキテクチャを継承しています。これにより、大規模なバックアップ、リストア、およびリカバリ処理に必要な高い性能と、ミッション・クリティカル環境に求められる信頼性を提供します。
その結果、RA26は従来世代と同じ運用モデルおよびデータ保護エクスペリエンスを維持しながら、より大きなストレージ容量を実現するエンジニアド・システムとなっています。
RA26およびRA26-Zは、リアルタイム保護、大規模エンタープライズ向け性能、高度なレジリエンス機能といったOracle独自の10年以上にわたる技術革新を継承し、AIを悪用した最新のサイバー攻撃から迅速かつ確実に復旧できる環境を提供します。
バックアップ容量の増加、より長期間のデータ保持、あるいはインフラ刷新を検討しているお客様にとって、RA26およびRA26-Zは既存の運用プロセスを維持したままデータ保護基盤を拡張できるシンプルな選択肢となります。
Oracle Databaseインフラストラクチャのさらなる選択肢
新しいExadata X11ストレージ・サーバーおよびRecovery Appliance RA26に加え、Oracleは、ワークロード、データ・ライフサイクル、およびデータ保護要件に応じたさまざまなインフラストラクチャ・オプションを引き続き提供します。
Exadata Database Machine向けに提供されるExadata XTストレージ・サーバーは、アーカイブ・データやアクセス頻度の低いデータ向けのコスト効率に優れたストレージ層を提供しながら、Exadataの管理性、セキュリティ、およびデータベース統合機能を維持します。また、容量を抑えたBase System Storageは、Exadata Cloud@Customer導入時のエントリー・レベル向けストレージ・オプションとして提供されています。
X11M、X11、XT、およびBase System Storageを組み合わせることで、お客様はワークロード性能、データ・アクセス・パターン、容量要件、および導入モデルに応じた幅広いインフラストラクチャ構成を選択できます。
柔軟なストレージ管理アーキテクチャ
ワークロード要件に適したストレージ・ハードウェアを選択できるだけでなく、お客様は運用モデルに最適なストレージ管理アーキテクチャも選択できます。
Oracle ASMは、Exadata Database MachineおよびExadata Cloud@Customer向けに、実績ある統合ストレージ管理機能を引き続き提供します。一方、Exascaleは、再設計されたデータベース・スナップショットおよびクローン機能、Exascaleボリューム、Exadata VM Live Migrationなどを備えたクラウドネイティブなストレージ・アーキテクチャを提供します。
Oracle Database向けExadataインフラストラクチャ・ポートフォリオの拡充
Exadata X11ストレージ・サーバー、RA26、およびRA26-Zの投入により、OracleはOracle Database向けインフラストラクチャ・ポートフォリオをさらに拡充し、性能、容量、導入モデル、およびデータ保護の各分野でより多くの選択肢を提供します。
お客様は、自社のワークロード要件に最適なストレージおよびデータ保護オプションを選択しながら、Oracleが提供するインテリジェントなデータベース高速化機能、統合アーキテクチャ、およびシンプルな運用管理のメリットを引き続き活用できます。
追加情報
Oracle Exadata Database MachineおよびX11を含むExadata X11Mファミリーの詳細については、以下をご参照ください。
- Oracle Exadata製品ページ:https://www.oracle.com/jp/engineered-systems/exadata/
- Oracle Exadata X11Mデータシート
- Exadata Product ブログ
Zero Data Loss Recovery Appliance RA26およびRA26-Zの詳細については、製品データシートおよび製品ドキュメントをご参照ください。
- https://oracle.com/zdlra
- Zero Data Loss Recovery Appliance RA26/RA26-Zデータシート
- Data Protection & Recovery Product Managementブログ
最新の構成および導入支援ツールは以下からダウンロードできます。
今後の展望
Oracle Databaseワークロードは今後も規模と重要性を増し続けることが予想されます。そのため企業には、運用の複雑さを増やすことなく、変化する性能、容量、およびデータ保護要件に柔軟に対応できるインフラストラクチャが求められています。Exadata Database MachineおよびExadata Cloud@Customer向けのExadata X11ストレージ・サーバー、ならびにZero Data Loss Recovery Appliance RA26/RA26-Zの提供開始により、お客様の選択肢はさらに広がり、Exadataを支える実績あるアーキテクチャ、インテリジェントな自動化、統合された管理エクスペリエンスが一層強化されます。
高性能なトランザクション処理システム、AIおよびアナリティクス基盤、大規模なデータベース統合環境、あるいはミッション・クリティカルなデータ保護ソリューションなど、どのような用途であっても、お客様は自社のビジネス目標に最適なExadataおよびRecovery Applianceの組み合わせを選択できます。高性能なフラッシュ・ストレージから大容量重視の構成、業界最高水準のサイバー・レジリエンスまで、OracleはOracle Databaseに最適化された包括的なポートフォリオを提供し続けています。
これらの最新製品の追加により、Oracleは現在そして将来にわたり、世界で最も要求の厳しいデータベース・ワークロードを支えるために必要な高性能、拡張性、セキュリティ、および運用のシンプルさを提供するという取り組みをさらに強化していきます。
