※本ページはTop Six Oracle GoldenGate Announcements at Cloud World 2022の翻訳です
Oracle GoldenGateは、長年にわたりデータ統合とデータ管理全体の最前線に立ってきました。最近のリアルタイム・ストリーミング・データ、サービス・メッシュ、データ・メッシュ、分散データ、マルチクラウド・アーキテクチャ、データ・ファブリックへの業界の幅広いシフトはすべて、GoldenGateソフトウェアとクラウド・サービスの重要な技術革新によって先行されたものです。GoldenGateプラットフォームは、現在、世界のフォーチュン500社の80%以上を含む1,000社以上のお客様がリアルタイム・データ駆動型のユースケースを実現するために利用しています。
GoldenGateチームは、この長い伝統を引き継ぎ、すべてのGoldenGateユーザにエキサイティングな新機能、大幅なコスト削減、シンプルさと使いやすさの大きな飛躍をもたらす一連の進化を発表できることを非常に喜ばしく思っています。
以下は、本日の発表の概要と詳細のリンクです。
- OCI GoldenGateで30以上の新しい異種データプラットフォームをサポートすることを発表
- OCI GoldenGate Stream Analytics の発表
- Oracle GoldenGate における Online MongoDB Migrations のCertification
- GoldenGate for Big Data Targets の発表
- Oracle GoldenGate Free の発表
- GoldenGate 23c の発表とベータ版プログラムへの招待
上記の発表は、それぞれ単独でも非常にエキサイティングなものですが、一度にまとめてみると、世界で最も広く使われているデータファブリックソリューションの1つにとって、大規模なアップデートとなります。ここでは、これらの重要なイノベーションのそれぞれについて、もう少し詳しく説明します。
OCI GoldenGateに30以上の新しいソース/ターゲットを追加
Oracle Cloud Infrastructure GoldenGateは、業界のデータ・プラットフォームとの幅広い相互運用性を提供する、最初で唯一のフルマネージド・クラウドネイティブ・サービスです。
GoldenGateは、初のデータレプリケーションクラウドサービス（2017年）、初のビルトインエクスペリエンス（2021年）、そして今、チームはソースとターゲット機能の膨大な新セットで再びハードルを上げています。オンプレミスのGoldenGateが企業標準のデータファブリックとして広く利用されているのと同様に、OCI-GGサービスも、企業、非オラクル、マルチクラウドの幅広いユースケースに利用できるようになりました。この重要なステップにより、業界で最も人気のあるデータ・プラットフォームと最新のリアルタイム・データ統合を行うための、よりシンプルでコスト効率の高い方法を手に入れることができます。
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フルマネージドクラウドサービス「OCI GG Stream Analytics」
Oracle Stream Analyticsは、ストリーム処理機能におけるリーダーとして広く認知されています。このオラクルのテクノロジーは、Apache Flinkよりも優れた操作性を持ち、Spark Streamingよりも優れたトランザクション・セマンティクスを持ち、Confluent KSQLよりも高度な時系列／地理空間分析が可能であると指摘されています。 そして今、オラクルはこの技術を、完全に管理された弾力的なOCIクラウドサービスとして適応させたのです。
OCI GoldenGate Stream Analyticsは、リアルタイムのストリーミング・データ統合と分析のための完全なプラットフォームを提供します。高性能のデータ取り込み、使いやすいグラフィカルなパイプライン・ビルダー、時系列や地理空間機能に特化した処理、チャート表示や地理空間データ操作のためのダイナミックなダッシュボードなどが用意されています。
ストリーム処理の実行時にApache KafkaやApache Sparkの管理について心配する必要がなくなり、サービスを運用しているOracle Cloudのチームがすべて透過的に処理します。Stream Analyticsの新しいデプロイメントを作成するだけで、すぐにアプリケーションの利用を開始することができます。次のステップは、ストリーミング・データ・ソース（KafkaやGoldenGateなど）への接続を作成し、ストリーム分析パイプラインの構築を開始することです。これで、ストリーム解析とリアルタイム・データ処理をシンプルかつシームレスに、迅速に開始できるようになりました。
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オンラインMongoDBマイグレーション用GoldenGateのCertification
MongoDBの老朽化が進む中、ダウンタイムがなく、MongoDBベースのアプリケーションに最小限の影響を与える移行オプションを求める企業顧客が増えています。 ダウンタイムなしの移行は、Tandem NonStopシリーズのデータベースまでさかのぼると、25年以上にわたってGoldenGateの専門分野となっています。 GoldenGateがサポートするあらゆるターゲット技術への高度に自動化されたリアルタイムMongoDB移行をサポートするGoldenGateのソリューションとして最近（Oracleによって）認定されたこのオンラインデータ移行という中核機能をMongoDBにも導入します。
MongoDBの移行の場合、お客様はより最新のMongoDBバージョン、またはMongo互換データベース（Azure CosmosDBなど）、あるいはAutonomous Transaction ProcessingやAutonomous JSON DatabaseなどのOracle Cloud互換ドキュメントストアに移行する可能性があります。 GoldenGateは、これらのMongoDB互換のデータストアや、100の既存のGoldenGateターゲットに移行することが認定されています。
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ビッグデータを対象とした新たな低価格の価格設定
Oracle GoldenGate for Big Dataは、2015年に初めて登場したビッグデータ向けのレプリケーション技術で、当初はHDFS、Hive、Kafkaのみをサポートしていました。 その後、この非常に人気のある製品は、さらに25以上のビッグデータ対象テクノロジーを追加し、JMS、Kafka、Cassandra、MongoDBなどのソースも増やしました。GoldenGate for Big Dataは、多くのビッグデータ・テクノロジーを利用する企業向けに、30種類のテクノロジーすべてを単一の価格帯で提供しています。 しかし、ビッグデータの利用対象が少ないお客様からは、利用する予定がある分だけ価格を下げてほしいという要望もありました。 そこで、それを実現したのです Oracle GoldenGate for Big Data Targetsは、お客様がターゲットごとの価格設定からより大きな価値を得られるように設計された、新しい製品です。
この新しい低価格設定により、オンプレミスのお客様は、オールインワン製品よりも大幅に安価なシンプルな価格帯で、新しいGoldenGate for Big Data Targetを簡単に追加することができます。例えば、単一のソース・データベースからKafkaやAzure Data Lakeにレプリケートしたい場合、必要のない他のテクノロジーをライセンスすることなく、これらのライセンスだけを追加することが可能です。 オラクルは、オンプレミスのGoldenGateのお客様に対して、柔軟で費用対効果の高い価格モデルを提供することに努めています。 (注：クラウドのお客様は、OCI GoldenGateで実行されるのと同じターゲット・テクノロジーの多くについて、Oracle Cloudで時間課金/サブスクリプション価格を使用することができます）
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GoldenGate Free
GoldenGateは、20年以上にわたって市場をリードするリアルタイム・データ統合ソフトウェアです。専門家は、銀行、決済、eコマース、通信、軍事配備などのミッションクリティカルなユースケースにおいて、堅牢で長い伝統があることを認識しています。
新しいGoldenGate Free というコミュニティ・サポート・パッケージは、中小企業や大企業が新しいソリューションを試作する際、開発者がイベントベースのアーキテクチャにおけるデータ・レプリケーションを評価する際、学生が高度なデータベース・レプリケーションについて学ぶ際、そしてISVが自社のソリューションに組み込む際に役立つよう設計されています。GoldenGateの全機能を完全に無料で利用できるようにすることで、当社の見込み客や顧客はその価値を直接体験することができます。
GoldenGate Freeは、オラクルの無償使用ライセンスで提供され、開発、テスト、本番を含むあらゆる環境で永久に無制限に使用することが可能です。GoldenGateの全機能がこのライセンスに含まれており、私たちのチームは新規のお客様にこれらの機能を試していただくことを推奨しています。同様に、初期ロード機能を自動化し、専門家ではないユーザがGoldenGateを根本的に簡素化する、新しいレシピベースのユーザ・エクスペリエンスも用意されています。GoldenGate無償版の主なリソース制限は、20GB未満のデータベースでの使用に限定されることです。 それ以上のサイズのデータベースをお持ちのお客様は、低価格のOCI-GGクラウド・ソリューションまたはOracle GoldenGateのフル・オンプレミス・パッケージをご検討ください。
GoldenGate Freeの最初のリリースでは、Oracleデータベース（ソースとターゲット）のサポートを開始します。将来のリリースでは、他のデータベース（Postgres、MySQLなど）やビッグデータ（Apache Kafka、オブジェクト・ストレージなど）のサポートを追加する予定です。GoldenGate Freeは、今後も継続的に接続を追加していく予定ですので、どうぞご期待ください。
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GoldenGate 23c のベータ・プログラム開始
しかし、それだけではありません。 全く新しいメジャー・バージョンであるGoldenGate 23cのベータ・プログラムの開始を発表しました。 Oracle GoldenGate 23cはGoldenGateプラットフォームの次の長期サポート・バージョンであり、コア・プラットフォーム向けの広範な革新的新機能の発表の場となる予定です。
今週のOracle CloudWorld 2022から、近日公開予定のGoldenGate 23cのベータ・プログラムに参加するお客様の指名を受け付けています。ベータに参加することで、お客様はソフトウェア（オンプレミスまたはOracle Cloudからのホスティング）に早期にアクセスできるようになり、ベータ・プログラムの一環として新機能や統合ポイントを試用することができます。
GoldenGate 23cには非常に多くの新機能がありますが、ここではその中からいくつかを紹介します。
- Oracle Database 23cのサポート – DB 23cとの深い統合の非常に長いリスト
- 99.999%の高可用性を実現 – シェアードナッシングサービスメッシュによるHA/DRトポロジーの実現
- EBRによるオンラインアップグレード – アップグレード中のオンラインDDLをサポートします。
- ストリーミングイベントサービス – イベント駆動型アプリケーションのための新しいPub/Subストリーミングプロトコル
- ユーザビリティとユーザーエクスペリエンス – マイクロサービスUXとレシピ駆動型Web Studioの更新
- セキュリティの強化 – 暗号化、データ保管庫、アイデンティティ、SSOの機能を強化。
- 観測性の強化 – AWR、ヘルス、診断の大幅な簡素化
- パフォーマンスと回復力 – 並列処理の新領域、自動CDR、自動化の強化
You can learn more about the Oracle GoldenGate 23c Beta Program here…
オラクルは、Oracle GoldenGateプラットフォームに関するこれらすべての素晴らしい新発表に非常に期待しており、オラクルのチーム全体を代表して、お客様の参加と、世界で最も革新的なリアルタイム・データ管理ソフトウェアとクラウド・サービスを作り続けるための力となる継続的なフィードバックに感謝します。
At Cloud World you can learn more
- LRN1501: Oracle GoldenGate Roadmap and Strategy – [Oct 18, 4:00pm to 4:45pm]
- LRN3533: OCI GoldenGate with On-Premises and Multicloud Sources – [Oct 20, 2:30 pm to 3:15 pm]
- LRN3534: GoldenGate for Multicloud, data lakes, and big data deep dive – [Oct 20, 3:45 pm to 4:30 pm]