日本オラクルは、サンドラッグ様が、全国1,400店舗の運営および業務を担うストア・コンピューターのクラウド化に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を採用したことを発表します。「Oracle Cloud VMware Solution」を活用し、既存のIT資産を活かしながら、移行における期間、コスト、リスクを最小限に抑え、ストア・コンピューターをOCIへ全面移行します。(2024年1月発表)

電子棚札、セルフスキャン、セミセルフレジ、賞味期限チェック、自動発注など、サンドラッグ様の店舗運営および業務支援システムは、ストア・コンピューターと連携して稼働しています。現在のストア・コンピューターは、データセンター内のオンプレミス環境上で、1店舗あたり1 仮想マシン環境を構築し、約100店舗を1ハイパーバイザーで集約しながら運用しています。昨今の店舗数の拡大に伴うオンプレミスのVMware環境の増強には莫大な追加投資がかかるため、ストア・コンピューターを迅速かつ柔軟に増設するためにパブリック・クラウドの活用を決定しました。その際に、現在稼働する1,400店舗分のVMware環境も全面的にクラウド移行することを想定し、OSやミドルウェアを含むシステムや運用管理への変更を最低限に抑え、移行期間の短縮化、移行コストの低減も求められていました。サンドラッグは複数のクラウドサービスを検討した結果、これらの要件を満たし、クラウド移行後も自社でVMware環境を制御可能な「Oracle Cloud VMware Solution」を選定しました。

Oracle Cloud Infrastructure:2024年3月度サービス・アップデート

Oracle Cloud Infrastructure:参考情報