新しいアラーム機能、プロセス機能およびリソース機能により、Oracle Cloud Infrastructure（OCI）Operations Insightsを改善

※ 本記事は、Derik Harlowによる”Improve Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Operations Insights with new alarm, processes and resource capabilities“を翻訳したものです。

2022年6月2日

OCI Operations Insightsカスタム・リソース・アラーム構成を使用して、リソースの監視の手動作業を削減

管理者は、毎月のリソース消費の評価、緊急リクエストによってトリガーされるリソース使用率の特定、または年次の予算策定と予測のためのリソース分析を、多忙なスケジュールの中で定期的に行わなければなりません。

多くの管理者は、コマンドライン・コマンドを手動で入力するか、独自のカスタム・スクリプトを作成して、環境が予想どおりに実行されているかどうかを確認し、多くのリソースが使用可能であることを確認します。Operations Insightsで新しく実装されたアラーム機能では、カスタム・リソース・アラーム構成を実行して、このような繰返しの手動作業を減らし、管理者に戻すことができます。

Operations Insightsでのアラーム機能を使用すると、ホストまたはデータベースに関連する一連のメトリックに基づいてカスタマイズ可能なアラートを構成できます。カスタムしきい値を定義して、クラウド・リソースのデータ収集でのリソース依存の停止やギャップを防止します。クラウド・フットプリントが増えるにつれて、リソース・アラームにより、管理が簡単になり、週次、月次または年次のキャパシティ・プランニング・タスクに時間を節約できます。たとえば、30日間予測される高CPU使用率が特定のホストの75%使用率しきい値を超えたときに、システム管理者に電子メールを送信するようにリソースアラームを構成できます。

リソース・アラームを定義する場合、拡張オプション・モードでメトリック問合せ言語（MQL）を使用してタグを追加し、アラームの定義をカスタマイズできます。アラームの基準となるメトリック、値を収集する間隔、データ・ポイントのセット（最大、平均、レート、合計など）の集計関数を選択します。

アラーム構成の別の属性は、トリガーしきい値が満たされた後のアラートの宛先です。既存の「トピック」を作成または使用して、起動状態に達したときに通知を送信できます。使用可能なエンドポイントのいくつかは、電子メール・アドレス、Slackチャネル、SMSおよびカスタムURLです。ユーザーは、重要なメッセージを素早く処理するために受信できます。

同様に、クラウド・リソースのメトリック収集ギャップにアラームを構成できます。なんらかの理由でリソースのテレメトリが発生しなくなった場合、クラウド環境の継続的な監視を確実に調査するために、管理者に通知を送信できます。

上位のプロセス・インサイトにより、トラブルシューティングのパフォーマンスとリソースのボトルネックを迅速かつ容易に実現

ホスト上の上位プロセスの履歴データに高速にアクセスできるため、トラブルシューティング、パフォーマンスの問題の調査、さらにはヒーローになります。あなたは確かに「その人」を望んでいません – ビジネス/顧客が解決する問題を待っている間に、どのコマンドを使用するか、スクリプトを検索するかを覚えようとしています。

1分ごとに、ホスト上の上位10のプロセスが収集され、集約されて、リソース消費の全体像が表示されます。独自のウィンドウを設定して、ホストのCPUまたはメモリー内の上位5つのプロセスを見直して、パフォーマンス問題の根本原因分析を支援できます。この機能は、管理エージェントでサポートされている環境で使用できます。

まとめ

新しいOperations Insightsアラームおよびトップ・プロセス機能により、リソースをより深く把握し、モニタリングをより適切に管理し、環境の容量の問題について心配する必要がなくなります。アラーム機能を使用すると、ホスト・リソースに対してカスタマイズ可能なアラートを生成でき、上位プロセスはパフォーマンスのボトルネックに対するより優れたインサイトを得ることができます。

詳細およびこの機能の構成方法については、ドキュメンテーションを参照してください。

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