このページでは、Oracle Database 23aiへのアップグレードと移行の実施にあたり、参考にしていただける情報をまとめています。
まずは2つの方法について取り上げます。移行元のエディション(Standard Edition / Enterprise Edition)を問わず、非CDBからの移行・変換対応が可能なData Pumpと非CDB Cloneによる方法です。他に、停止時間を極小に抑えるGoldenGateを利用する方法など、状況に応じて様々な方法が選択可能です。今後、情報を追加していきます。
また、末尾に仕様変更やクライアント接続情報へのリンクもまとめています。あわせてご確認・ご活用ください。
1. アップグレードと移行方針全体像
Oracle Databaseのアップグレードと移行を行うのにあたり、提供される情報や、様々な進め方と長所・短所について整理しています。

2. Data Pumpによる方法
2-1. 概要と詳細情報
- Data Pump ベスト・プラクティス(資料)
- Data Pump ベスト・プラクティス(動画)
移行を伴うアップグレードの手段で最も柔軟性が高く多くの機能を持つのがData Pumpです。デフォルトの利用方法であるダンプファイルによる方法と、SQL Netを介したネットワークによる方法、2つについて紹介します。圧縮を使った高速化や切り戻しについてのヒントも紹介します
(参考)Data Pump 最新情報
- Data Pumpの内部を探る(動画)
Data Pumpのベストプラクティスに加え、Parallelの活用、パッチの適用、トラブルシューティングについて紹介します(英語版です。YouTubeの字幕ツールと日本語機械翻訳の利用が可能です) - Data Pumpのベストプラクティスと実際のシナリオ(動画)
Data Pumpのトップ・エキスパートとプロダクト・マネージャが、便利で身近な実際のシナリオを数多く取り上げ様々な疑問にお答えします(英語版です。YouTubeの字幕ツールと日本語機械翻訳の利用が可能です)
3. 非CDBクローンによる方法(19c以上)
3-1. マルチテナントへのデータファイル移行とアップグレード
マルチテナント化が初めての方に必ずご確認いただきたい内容です。
- 非CDBからのアップグレード&移行 基本とデモ(資料)
- 非CDBからのアップグレード&移行 基本とデモ(動画)
移行を伴うアップグレードで、非CDBからマルチテナント環境への簡単でシンプルな移行方法を解説します。前半(11:22)マルチテナントについておさらいします。続いて、非CDBを移行先でPDBへ変換する方法について紹介します。デモも含めご確認ください
3-2. 非CDBからCDBへの変換とアップグレード
- アンプラグ・プラグとRefreshable Clone(資料)
- アンプラグ・プラグと23aiへのUpgrade1(データファイル・インプレース)(動画)
まず、非CDBからCDBへの移行とアップグレードを、イン・プレースで(データファイルの物理移動無しで)行う方法について紹介します(英語版です。YouTubeの字幕ツールと日本語機械翻訳の利用が可能です) - アンプラグ・プラグと23aiへのUpgrade2(データファイル・コピー)(動画)
次に、非CDBからCDBへの移行とアップグレードを、データファイルを複製して行う方法について紹介します(英語版です。YouTubeの字幕ツールと日本語機械翻訳の利用が可能です) - Refreshable Cloneによる最もシンプルな方法(動画)
さらに、非CDBからCDBへの移行とアップグレードを、DB Linkを介して行う方法について紹介します(英語版です。YouTubeの字幕ツールと日本語機械翻訳の利用が可能です) - 事例:Refreshable Cloneによる最もシンプルな方法(動画)
上記Refereshable Cloneによる方法をお客様事例を紹介します(英語版です。YouTubeの字幕ツールと日本語機械翻訳の利用が可能です)
(参考)AutoUpgrade 基本情報
- AutoUpgradeの基本(資料)
- AutoUpgradeの基本(動画)
AutoUpgradeの概要を紹介します。アップグレード前の事前検証とレポート、準備とアップグレード作業、後処理をすべて組み込んだツールです。手作業による手間や失敗を大きく減らします。様々な移行パターンやトラブルの未然防止策を組み込んだ、最新版のAutoUpgradeを常に利用するようにします
4. 重要情報
4-1. Dessuport/Replaced Features:早見表と詳細参照先
- 仕様変更の確認
主要な仕様変更に関し、マニュアル「データベース・アップグレード・ガイド」から次の事項を確認します
A)動作の変更
B)非推奨となった機能やビュー、パラメータ
C)非サポートとなった機能やビュー、パラメータ
現在こちらでご紹介するのは Oracle Database 23ai向け 英語版となります
4-2. Client Compatibility:早見表と詳細参照先
- クライアント接続情報
異なるOracleリリースのクライアント/サーバー相互接続のサポート・マトリクスです(My Oracle Supportへのアクセス権が必要です)
4-3. DB Parameters:要点と詳細参照先
- リリース間の変更差分の確認
異なるOracleリリース間の初期化パラメータの追加削除、デフォルト値の変更の確認、システムビューや監査情報の変更点の確認を行います(My Oracle Supportへのアクセス権が必要です)
Oracle Database 23ai 技術概要資料