この記事はSnehaa PatnaikによるMigrate and Upgrade your On-Premises Oracle Databases to Oracle Cloud Infrastructureを日本語に翻訳したものです。
2025年10月27日
Oracle Zero Downtime Migration (ZDM)は、データベースの移行を簡素化し、Oracle Cloudへのスムーズで効率的な移行を実現します。ZDMの主な特徴は次の通りです。
– 重要なワークロードのダウンタイムをほぼゼロまたはゼロにし、ビジネスへの影響を最小限に抑止
– 移行ワークフローを自動化し、煩雑な手作業による設定を排除
– 組み込みのセキュリティ機能を使用した安全かつ暗号化されたデータ転送
– 移行時のライセンス・コストを削減する無償のソリューション
– 物理、論理、ハイブリッド方式など、さまざまな移行パスをサポート
Oracle ZDMを選ぶ理由
ZDM 21.5では、データベースのアップグレードを含む新しい物理移行ワークフローが導入されました。 この新機能により、11g(11.2.0.4)および12cのOracle Databaseをクラウド上のOracle Database 19cへ、またOracle Database 19cをクラウド上のOracle Database 23aiに移行できます。
さらに、ZDMの新しいアップグレードおよび移行ワークフローでは、非マルチテナント(Non-CDB)のデータベースをプラガブル・データベース(PDB)に変換できます。 ZDMは一時的なNon-CDBデータベースを作成することで移行プロセスを開始します。その後にAutoUpgradeを利用して、マルチテナント構成に変換し、最終的に目的のバージョンにデータベースをアップグレードします。
次のステップ
Oracle Cloud InfrastructureでOracle Database 23aiを活用したAIソリューションのメリットを享受したいとお考えなら、ZDMがOracle Databaseのアップグレードとシームレスな移行を支援します。 詳細なチュートリアルについては、オンプレミスの19c非コンテナ・データベースからOracle Database 23ai Container Databaseへの移行のチュートリアルをご覧ください。