イベントレポート：第16回Argusユーザー会

オラクルでは製品ごとにユーザー会を開催しています。ユーザー会は製品理解の促進、システム活用における課題や対策等のナレッジ共有、製品開発へのフィードバック、ユーザー間の相互交流を目的としています。
Argusは多くの企業に利用いただいており、Argus Japanユーザー会はお客様同士が製品について、また業務について情報共有を行う場として、毎年盛り上がりを見せています。
先日11月9日に第16回目のArgusユーザー会を開催いたしましたので、紹介いたします。

【Argusユーザー会とは】

オラクルの安全性情報管理データベース「Oracle Argus Safety」は、製薬企業やCROなどのライフサイエンス企業が安全性情報管理と関連法規制の遵守に注力することを目指して設計された、包括的なファーマコヴィジランス・プラットフォームです。

「Oracle Argus Safety」は世界の製薬企業トップ20社のうち14社*が採用し、世界で300社以上、日本では大手製薬企業など40社以上で採用されています。
*出典：Pharmaceutical Executive よりArgusユーザーを集計。
https://www.pharmexec.com/view/2022-pharm-exec-top-50-companies

安全性情報の管理は各国の法規制の頻繁な改正により常に変化しています。法規制への対応、また新しいテクノロジーの製品への適用に関するお客様のご意見・フィードバックをいただくために、オラクルではSafety Consortiumをグローバルで開催しています。毎月のウェビナーに加え、8つのWorking Groupでの活動で意見交換をしています。

また、日本独自の取り組みとしてArgus Japanユーザー会を開催しています。2013年に発足されて以来、年に1、2回の頻度で開催し、製品知識・導入経験の共有、Argusへの製品改善要求だけでなく、日本のArgusユーザー、パートナー間のネットワーキングにもお役立ていただいています。

【第16回Argusユーザー会】

今回のArgus Japanユーザー会は第16回目の開催となりました。
昨年のArgusユーザー会に引き続き、今年もハイブリッドで開催し49社・150名を超えるお客様にご参加いただきました。ご参加された皆様、どうもありがとうございました。

アジェンダは以下のとおりです。
1.   Safety Product Strategy　
　　　Bruce Palsulich　Vice President, Safety Product Strategy, Oracle Life Sciences
2.   Safety Product Updates
　　　Lavanya Sathish　Product Management Director, Oracle Life Sciences
3.   ユーザー事例発表1：RPA活用
　　　中外製薬株式会社様
4.   ユーザー事例発表2：Argus 8.4 Upgrade
　　　田辺三菱製薬株式会社様

弊社からはSafety ProductのStrategyとUpdateをご紹介しました。弊社発表資料および録画はこちらからご覧いただけます。（Oracle Communityへの登録が必要です。こちらからアカウント作成をお願いします。）

Argus user meeting_1 Argus user meeting_2

後半はArgusユーザー2社様から事例をご発表頂きました。
中外製薬様からは全社としてのRPAの取り組みの紹介とArgus周りに適用しているRPAのご紹介、そして田辺三菱製薬様からはArgusのバージョンアップの事例をご紹介いただきました。
中外製薬様のご発表では、実際のRPAの動きを動画にてご紹介いただき、他のユーザー様からも具体的な質問が多数寄せられました。田辺三菱様のご発表では、バージョンアップのお取り組みのご経験を共有いただきました。弊社への率直なご意見は非常に貴重なフィードバックとして製品側へレポートし、今後の開発に活かしてまいります。
ご多用の中ご登壇いただきました中外製薬様、田辺三菱製薬様、どうもありがとうございました。