(本記事は、英語版ブログ:How Microlearning is Changing the Way We Learn を翻訳したものになります。)

 

新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行により、在宅で仕事をする人が増え、「マルチタスクの達人」になる必要が出てきました。ビデオ通話中に子供が部屋に入ってきたり、犬が吠え始めたり、など仕事の途中で他のことに注意を引きつけられてしまう出来事は、誰もが経験したことがあるでしょう。Facebook、Twitter、Squareなどのテック系の大手企業は、従業員の多くが恒久的に在宅で仕事をすることを認めていることからも、こうした状況はしばらく続くのだと思います。

今日の状況は、私たちの働き方・生活様式を変容させました。それに伴って、私たちはキャリア・アップや自己研鑽への取り組みを再考する必要があります。1日に何時間も教室に座ってスキル習得に励む日々に戻ることはできません。教室での集合形式の学習は、現在ソーシャル・ディスタンスの確保の観点から社会的に推奨されていないだけでなく、人々が学ぶための最も理想的な手段というわけでもなくなりました。デンマーク工科大学によると、氾濫しているたくさんの情報は私たちの集中力を狭め、この傾向はますます加速しているということです。

マイクロラーニングを体験してみましょう。学習者は5〜10分程度の短い学習モジュールを学習単位にすることができます。マイクロラーニングでは、1日あたり数十分を確保できれば仕事の時間を大幅に犠牲にすることなく新しいスキルを習得できます。つまり、学習をより身近なものにし、学習者のスケジュール、学習場所、または状況に関係なく学習を行えるようにするのです。 また、1日に少しずつ学習しながらスキルを蓄積することで継続的な学習を実現し、学習者のキャリアアップをサポートします。

オラクルユニバーシティでは、誰でもOracle Cloudソリューションを習得できるようするためのデジタルトレーニングとマイクロラーニングを提供しています。 短い時間で、新しいクラウド機能について学び、デモを見ながら機能を実装する方法を理解することができます。

マイクロラーニングは、学習者に対して次のような利点もたらします。
・学習目標を達成する持続可能な方法
・学習定着率の高さ
・時間の有効活用-「隙間時間」を学習に活用
Oracle Universityのトレーニングは、Oracle Cloudソリューションを習得するためのほぼすべての機能を取り揃えています。 自らの将来に投資してキャリア・アップを実現するために、まずは1日に10分間、学習のための時間を取ってみませんか?これは、あなたを変える第一歩になるかもしれません。

著者について:
Damien Careyは、Oracleソリューションの教育サービスを提供するOracle UniversityのSenior Vice Presidentを務めています。 Damienは生涯学習に情熱を傾けており、企業や専門家が教育を通じてより多くのことを達成できるよう支援しています。 Damienは、オラクルでの25年間の在職期間を通じて、変化する世界の規範と急速に変化するテクノロジーに対応する有効性と能力を確保するために、教育がどのように作成および提供されるかを常に熟考してきました。 Damienは、学習者の日常生活とシームレスに統合していつでも学習できるように設計された、革新的で現代的なデジタル教育の提供に引き続き注力しています。