Oracle Universityでは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のトレーニングと認定をアップデートしました。
今回のアップデートでは、Agentic AIとMulticloudの認定資格を拡充したほか、認定資格の名称体系やトレーニングへのアクセス方法も変更しています。
さらに、これまで無償で提供してきたFoundationsトレーニングと認定試験に加えて、OCI Architect Associateのトレーニングと認定試験も無償になりました。
本記事では、2026年版の主なアップデートをご紹介します。
OCI認定資格を、基礎から専門領域まで体系的に
Oracle Universityでは、クラウドやAIをこれから学ぶ方から、それぞれの分野で専門性を高めたいプロフェッショナルまで、スキルや役割に応じたトレーニングと認定資格を提供しています。
2026年版のOCIトレーニングと認定資格では、OCIの基礎から、クラウド・アーキテクト、Multicloud、AI、Agentic AI、Databaseまで、役割や専門領域に応じて学習し、その成果を証明できます。

図:2026年版のOCI認定資格体系。クラウドの基礎から、ロール・ソリューション別、Multicloud、AI/データサイエンス、Agentic AI、Database/Analyticsまで、目的やキャリアに応じた認定資格を提供しています。
中でも今回大きく拡充したのが、Agentic AIとMulticloudです。
Agentic AI認定資格を新設
急速に活用が広がるAgentic AIについて、基礎からプロフェッショナル・レベルまで体系的に学べる新しいトレーニングと認定資格を提供します。
新たに次の3つのトレーニングと認定資格が加わりました。
- Agentic AI Foundations
AIエージェントやAgentic AIの基本概念、主要なパターンなどを学ぶ入門レベルのコースです。無償で受講・受験できます。 - OCI Enterprise AI Professional
OCI上でエンタープライズ向けAIエージェントを構築、運用するためのスキルを学びます。 - Agentic AI for Oracle AI Database Professional
Oracle AI Databaseを活用したAgentic AIワークフローについて学びます。
Agentic AIをこれから学びたい方はもちろん、実際のシステム構築や運用に携わるエンジニアの方まで、段階的にスキルアップできる構成になっています。
Multicloud認定資格も拡充
クラウド環境の選択肢が広がる中、Oracle Databaseをさまざまなクラウド環境で活用するためのスキルも、ますます重要になっています。
今回、Multicloud認定資格では、AWS、Microsoft Azure、Google Cloudを対象としたProfessional認定資格を提供します。
- Oracle AI Database@AWS Architect Professional
- Oracle AI Database@Azure Architect Professional
- Oracle AI Database@GCP Architect Professional
それぞれのクラウド環境におけるOracle Databaseサービスのデプロイや管理に必要なスキルを学び、その知識を認定資格として証明できます。
OCI Architect Associate認定試験が無償に
今回のアップデートでもう1つ大きな変更が、OCI Architect Associateのトレーニングと認定試験の無償化です。
Foundationsトレーニングと認定試験は、引き続き無償で利用できます。
これに加えて、OCI Architect Associateも無償になったことで、Identity、Networking、Compute、StorageといったOCIの主要サービスを体系的に学び、認定資格の取得まで無償で目指せるようになりました。
これからOCIを学び始める方にとって、基礎スキルを身につける機会として、ぜひご活用ください。
Professionalレベルでは、より実践的な学習体験を
より高度で専門的なスキルを扱うProfessionalトレーニングと認定試験は有償での提供となります。
Professionalトレーニングでは、オンライン・コンテンツに加えてハンズオン演習などを組み合わせ、実務で必要となるスキルの習得と定着を支援する、より包括的な学習体験を提供します。
これにより、まずはFoundationsやOCI Architect Associateなどの基礎を無償で身につけ、自身の役割や目的に合わせて専門領域へ進むという、段階的な学習が可能になります。
認定資格名から年号表記を廃止
認定資格の名称についても変更があります。
今回から、認定資格の名称やバッジに西暦を含めない形式になります。
たとえば、これまでの「Oracle Cloud Infrastructure 2026 Architect Associate」のような名称ではなく、今後はシンプルに「Oracle Cloud Infrastructure Architect Associate」と表記されます。
OCI認定資格の有効期間は、資格取得日から24カ月です。コースの内容や試験範囲は今後も継続的にアップデートされますが、資格名称そのものは年号に左右されない、よりシンプルな形になります。
履歴書や職務経歴書、LinkedInプロフィールなどに認定資格を掲載する際にも、分かりやすい表記になります。
今後提供予定の認定資格
2026年には、さらに新しいトレーニングと認定の提供を予定しています。
Multicloud Foundations
Multicloudの基本を学ぶ入門レベルの認定資格です。2026年9月の提供開始を予定しています。
Exadata Database Service
Exadata Database Serviceに関する専門知識を対象としたProfessionalレベルの認定資格です。2026年10月の提供開始を予定しています。
詳細については、それぞれの提供開始時にあらためてご案内します。
新しくなったトレーニングと認定で、学習を始めましょう
AIやクラウドを取り巻くテクノロジーは、急速に進化しています。Oracle Universityでも、こうした変化に合わせてトレーニングや認定資格を継続的にアップデートしています。
2026年は、Agentic AIやMulticloudといった新しい領域を学べる選択肢が増えたことに加え、OCI Architect Associateまで無償で学習し、資格取得を目指せるようになりました。
また、日本語コンテンツは2026年9月より順次提供開始予定です。
これからOCIを学び始める方も、すでにOCIを活用していて次の専門分野にチャレンジしたい方も、新しくなったトレーニングと認定資格を、スキルアップやキャリア形成にぜひお役立てください。
- 本記事は英語版“OCI Certification Learning Paths and Exams: 2026 Updates Now Available”をもとに翻訳・編集し、日本向けに一部内容を加筆しています。
- 本文や図では読みやすさを優先し、Oracle Cloud Infrastructure認定資格の名称を一部略記しています。正式名称は Oracle University Webページをご確認ください。
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