木曜日 5 24, 2012

Sun ZFS Storage Appliance 2011.1.3 ファームウェア

先日、Sun ZFS Storage Appliance / Backup Appliance 用のファームウェアのマイナーアップデートがリリースされました。

Release Note などはこちらにあります。
Software Updates

マイナーアップデートなので、機能的な拡張はそれほどはいっていませんが、いくつか紹介したいと思います。

Analytics のデータ保持期間設定

Analytics のデータは Boot Disk に記録されていきますが、多数の監視点を長年撮り続けると、かなり膨大なデータ量になり 閲覧も大変で、容量も圧迫してしまいます。
今回のアップデートで、データの粒度(秒単位、分単位、時間単位のデータ)ごとにどれくらいの期間保存するかを設定 できるようになりました。


Analytics のデータセットの部分消去

また、データセットごと(例えば、CPUの使用率や、DiskのIOPSなど)の単位で古いデータを一部削除といったこともできるようになりました。 いままでは、全部消去か残しておくかだけでしたので、非常に多くの監視点を設定していても過去のデータによるディスク消費をコントロール できるようになり、より監視・管理がしやすくなっています。

Exadata Backup について Online Help に追加

Application Integration の項目に Exadata Backup の際の設定等が追加されました。

土曜日 4 07, 2012

Enterprise Manager 12c と ZFS Storage Appliance

今回は簡単にではありますが、 Enterprise Manager 12c による Sun ZFS Storage Appliance の監視について紹介していきたいと思います。

まず、Enterprise Manager から Sun ZFS Storage Appliance を監視するには、プラグインを Enterprise Manager にインストールする必要があります。

3月から Sun ZFS Stoarage Appliance の各種プラグインのダウンロードサイトが My Oracle Support から、Oracle Technology Network に移動しましたので、こちらからダウンロードしてください。
一緒に、マニュアルもダウンロードすることができます。
Oracle ZFS Storage Appliance Plugin Downloads

Sun ZFS Storage Appliance 側で準備することは、先ほど紹介したインストールマニュアルの P.3 に記載されている通り、Appliance 内に最初からはいっている Workflow を実行するだけです。



Enterprise Manager 側のインストールと設定は P.10 以降に記載されています。記載の通りに実行していけば、特に問題なく設定できると思います。Enterprise Manager 11g に比べて結構簡単になったかなぁという印象です。
以下にいくつか、スクリーンショットを紹介していきます。
利用状況のしきい値設定と警告といったことは、Sun ZFS Storage Appliance だけでもできますが、Database をはじめとして各種ソフトウェア等と管理を一元化したいときには、Enterprise Manager を使うことでより簡単に監視することが可能です。







金曜日 3 09, 2012

Sun ZFS Storage Appliance 7420 新コントローラー

Sun ZFS Storage Appliance の最上位モデル、7420 の新しいコントローラーがリリースされました。
主に変わったハードウェアのスペックは以下の部分になります。その他は構成上、クラスタインターコネクト用の クラスタカードが入っているモデルのみになっています。
CPU 4x 8-core 2.0 GHz 又は
10-core 2.4GHz
Intel® Xeon® プロセッサ(コントローラあたり)
Memory 最小128GB
最大 1TB

CPUのコア数、クロックやメモリが増強されたことにより、データ圧縮や重複排除のような機能がより使い勝手がよくなることと思います。

金曜日 2 24, 2012

SPECsfs2008 に ZFS Storage Appliance が掲載!

先日 SPECsfs2008 に ZFS Storage Appliance の 7320 の結果が掲載されました。
SPECsfs2008_nfs.v3が134140 Ops/Secで Overall Response Timeが1.51 msecという結果です。
こちらに掲載されていますので、詳しくはこちらもご参照ください。

http://www.spec.org/sfs2008/results/res2012q1/sfs2008-20120206-00207.html


上記のリンクの内容に記載されていますが、今回のこのベンチマークの結果は 7320 に Disk Shelf を 6 台構成したもので計測しています。
掲載時時点で 7320 のモデルでは Disk Shelf の接続は 4 台までのサポートですので、ご注意ください。

木曜日 2 16, 2012

Sun ZFS Storage Appliance 筐体内(ローカル)レプリケーション - LUN

以前紹介した Sun ZFS Storage Appliance の 筐体内でレプリケーションですが、実際には Remote Replication に対する呼び方として local Replication と呼んでいます。前回”筐体内”と紹介しましたが、実はシングルコントローラ構成内だけでなく、クラスタ構成でコントローラヘッド間でレプリケーションすることも可能です。

引き続きこの機能について紹介していきますが、今回は iSCSI や Fibre Channel 接続で使う LUN を複製した場合について触れていきたいと思います。

ZFS Storage Appliance 内では、LUN を作成するとそれぞれに GUID という個別の ID が割り振られます。このIDは、システム内でユニークである必要があるため、クローンを作成した場合でも、別の ID が割り振られます。


レプリケーションの場合はちょっと異なります。ここでは、とりあえずレプリケーションの元を A 、レプリケーション先を B とします。
リモートレプリケーションの場合、レプリケーションを構成している間(差分コピーがいつでも送ることができる状態)は、B では GUID が割り振られません。B から A にレプリケーションを戻す(リバースレプリケーション)際に、はじめてGUIDが割り振られ、逆に A のほうの GUID の割り当てがなくなります。
もちろん、レプリケーション中であっても、クローンを作成すればそのクローンには別の GUID が割り振られて LUN として使えるようになります。

ローカルレプリケーションの場合には、若干動作が異なります。
レプリケーションを構成するところまでは一緒なのですが、、


リバースレプリケーションをした際に、異なります。


そのまま同期をかけると、全て GUID が unknown となり、このままではブロックデバイスとしてホストから 使用できません。


そこで、先にちょっと触れましたがクローンを使用することで GUID が割り振られますので、これでホストから使うことができるようにします。
レプリケーションのターゲット側のクローンを作成します。



作成した Clone からレプリケーションを再度構成することも可能です。


月曜日 1 16, 2012

Sun ZFS Storage Appliance 筐体内レプリケーション

Sun ZFS Storage Appliance の 2011.1 ファームウェアの新機能の一つになりますが、今回のリリースから筐体内でレプリケーションを構成することができるようになりました。

スナップショット/クローンの機能との違いは、簡単にいうと
  • スナップショット/クローンは元のデータのポイントインタイムコピーで、一瞬で作成でき容量としては差分しか消費しませんが、元のデータだけを削除することはできません
  • レプリケーションは複製を作るため、初期のコピーには容量に応じた時間が必要で、元データと同じように容量を消費しますが、元データを削除しても独立して残しておくことが可能です。更新は従来のレプリケーションと同様、差分のアップデートを手動やスケジュール管理ですることができます。
となります。
回転数の異なるHDDを使ってデータのライフサイクルを考えた運用をしたり、HDDの世代交代に合わせてデータマイグレーションを行ったりといったことにも使える、便利な機能だと思います。

設定方法は至って簡単で、従来からある Remote Replication の設定と手順は全く一緒で、Target にループバックアドレスを設定するだけです。
Simulator を使った例を以下に紹介します。

まず、Service -> Remote Replication タブから、レプリケーションの設定を開きます


このように、すんなり構成できます。2010.Q3までのファームウェアでは構成できませんでした。


Project のレプリケーション設定画面です。ここはいつも通りで、Target に先ほど設定した"local"という名前が選択されています。


マニュアルでレプリケーションを実施したところです。ソースとターゲットが両方表示されています。画面上方にもレプリケーションが完了したログがでています。


以上、今までレプリケーションを使っていた方でも初めて使う方でも、簡単にセットアップできます。

金曜日 1 13, 2012

Sun ZFS Storage Appliance アップデート

久しぶりの投稿となる今回は、2011年末から2012年始にかけての Sun ZFS Storage Appliance のアップデートを紹介します。
まず、2011年末にファームウェアの最新版 2011.1 がリリースされました。
様々な点での性能向上が盛り込まれており、SPC-1 ベンチマークもこのファームウェアを使って計測されています。

SPC-1 ベンチマークの詳細については、以下のリンクの Oracle Corporation A00108 SPC-1 の結果をご覧ください。
http://www.storageperformance.org/results/benchmark_results_spc1/#oracle_spc1.

今までのファームウェアと同様、今回も ZFS Storage Appliance Simulator にもこのアップデートは適用できます。


詳細な情報はこちらをご参照ください。
リリースノート
Software Updates
マニュアル
Sun ZFS Storage 7x20 Appliance, Release 2011.1 Documentation

また年明け早々に 3TB のハードディスクドライブが 3 モデル全てでサポートされ、より大容量の構成ができるようになりました。

モデル 最大物理容量
7120 177TB
7320 228TB
7420 1.73PB
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