木曜日 1 24, 2008

Sun Blade 6000 を触ってみました。

今回は、去年の夏に発表された Sun Blade 6000 の特徴を実際に機材を触ることができたので書いてみたいと思います。
この Sun Blade 6000 は Sun Blade 8000/8000P の後継機となります。
特徴の1つは筐体の高さが Sun Blade 8000P の 14U より 4U 低くした 10U となりましたが、筐体に載るサーバモジュールの数は 10枚 と今までと変わりません。
今までの Sun の Blade サーバと比べるとかなりすっきりした構造になっています。

Sun Blade 6000 Front Sun Blade 6000 Rear


しかしなんと言ってもこの Sun Blade 6000 のすごいところはサーバモジュールに載る CPU の種類が豊富になったことでしょう。
現行の AMD Opteron のみならず、Intel Xeon、さらには Sun が誇る UltraSPARC T1 や、昨年末に発表した Ultra SPARC T2 を搭載したサーバモジュールが増えました。
これはどういうことかというと、今運用しているシステムが Solaris であろうと、Windows であろうと Linux であろうと関係なくこの Sun Blade 6000 で全ての業務をまかなうことができるということです。
これは他社の Blade サーバではできないことです。

また、システム管理や電源の数や容量、保守費に関しても、普通にサーバを 10台購入するよりは断然効率的な仕様になっています。
保守費は、それぞれのサーバモジュールごとに保守費が掛かるわけではなく、シャーシ自体に保守費が掛かります。それはどういうことかと言いますと、1台のシャーシにサーバモジュールを何台(Max 10台)搭載しても保守費は変わらないということです。
これも他社の Blade サーバではできないことです。


今回運良く全てのサーバモジュールを扱うことができました。
以下、それぞれのサーバモジュールの写真です。
Sun Blade T6300 Server
モジュール(UltraSPARC T1)
Sun Blade X6250 Server
モジュール(Intel Xeon)
Sun Blade X6220 Server
モジュール(AMD Opteron)


付属品の中にドングルケーブル (X4612A) を見つけました。私も実物を目にしたのは初めてですし、多分皆さんもどんなものか気になっていると思いましたので実際に使ってみました。
ドングルには VGA、USB、RJ45シリアル、DB9 の口が付いています。

DB9 は使用していませんが、VGA、USB、RJ45シリアルに関しては特に問題なく使用することことができました



製品説明はこれくらいにして、実際に使用してみたいと思います。
Sun Blade 6000 には背面の左側に CMM という管理用ポートがあり、通常はその CMM に接続して Sun Blade 6000 およびそれぞれのサーバモジュールを管理することができます。

以下が CMM に接続した時のログです。一般的にサーバの ILOM に接続したときのメニューと違うのがわかると思います。
【CMM】
bash-3.00# ssh 192.168.1.1 -l root
Password: 

Sun(TM) Integrated Lights Out Manager

Version 1.1.8

Copyright 2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.
Use is subject to license terms.

-> version
CMM firmware 1.1.8
CMM firmware build number: 18640
CMM firmware date: Fri Apr  6 14:55:56 PDT 2007
CMM filesystem version: 0.1.14
->
-> show
 /
    Targets:
	CH  ----シャーシを管理する項目
	CMM ----CMM自身を管理する項目

    Properties:
	

    Commands:
	cd
	show
-> 

ちなみに Sun Blade 6000 の ILOM の階層概要は以下のようになっています。
細かい階層は記載していませんので。

/ --- CH --- CMM 
   |      |- BL0 --- BL はサーバモジュールが搭載されていれば
   |          |      表示されます。
   |      |- BL9  
   |      |- T_AMB0    
   |      |- T_AMB1   
   |      |- T_OVRD  
   |      |- NORMAL  
   |      |- SERVICE  
   |      |- LOCATE  
   |      |- TEMPFAIL  
   |      |- FM0  
   |      |- FM1  
   |      |- FM2  
   |      |- FM3  
   |      |- FM4  
   |      |- FM5  
   |      |- PS0  
   |      |- PS1  
   |      |- NEM0  
   |      ∟ NEM1  
   |
   ∟ CMM --- cli
           |- clients
           |- clock  
           |- logs
           |- network  
           |- serial
           |- services
           |- sessions
           ∟ users


サーバモジュールには搭載しているブレードの番号にアクセスして、通常の ILOM からアクセスするように start コマンドを実行します。

例) Blade1 にアクセスする場合。

->start /CH/BL1/SP/cli/
Are you sure you want to start /CH/BL1/SP/cli (y/n)? y
Warning: Permanently added '192.168.1.101' (RSA) to the list of known hosts.
Password: 

Sun(TM) Integrated Lights Out Manager

Version 2.0.3.1

Copyright 2007 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.
Use is subject to license terms.

-> 

せっかくなのでそれぞれのサーバモジュールにアクセスした、ILOM(x6220)、ALOM(x6300)、ELOM(x6250) のログを記載します。



以下が ILOM にアクセスしたログです。
今までの x86 系サーバの ILOM と特に変わったところはありません。

【Sun Blade x6220(AMD Opteron)】

->start /CH/BL1/SP/cli/
Are you sure you want to start /CH/BL1/SP/cli (y/n)? y
Warning: Permanently added '192.168.1.101' (RSA) to the list of known hosts.
Password: 

Sun(TM) Integrated Lights Out Manager

Version 2.0.3.1

Copyright 2007 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.
Use is subject to license terms.

-> 
-> version
SP firmware 2.0.3.1
SP firmware build number: 23240
SP firmware date: Fri Oct 12 18:13:55 PDT 2007
SP filesystem version: 0.1.14
-> 
-> show
 /
    Targets:
	SYS
	SP

    Properties:

    Commands:
	cd
	show
-> 

以下が ALOM にアクセスしたログです。
これも、今までの SPARC サーバの ALOM となんら変わりはありません。

【Sun Blade x6300(UltraSPARC T1)】

-> start /CH/BL7/SP/cli/
Are you sure you want to start /CH/BL7/SP/cli (y/n)? y
Warning: Permanently added '192.168.1.107' (RSA) to the list of known hosts.

Copyright 2007 Sun Microsystems, Inc.  All rights reserved.
Use is subject to license terms.


Sun(tm) Advanced Lights Out Manager CMT v1.3.6

Please login: admin
Please Enter password: \*\*\*\*\*

sc> 
sc> help
Available commands
------------------
Power and Reset control commands:
  powercycle [-y] [-f]
  ..........
  ..........
  userperm  [c][u][a][r]
  usershow [username]
sc> 

以下が ELOM にアクセスしたログです。
ELOM は初めて見ることができました。皆さんも始めて見る人が多いのではないでしょうか。
ILOM に近い感じです。

【Sun Blade x6520(Intel Xeon)】

-> start /CH/BL8/SP/cli
Are you sure you want to start /CH/BL8/SP/cli (y/n)? y
Warning: Permanently added '192.168.1.108' (RSA) to the list of known hosts.
root@192.168.1.108's password: 

Sun Microsystems Embedded Lights Out Manager

Copyright 2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.

Hostname: SUNSP001B242D4BAF

IP address: 192.168.1.108

MAC address: 00:1B:24:2D:4B:AF

 -> 
 -> version
SM CLP Version v1.0.0
SM ME Addressing Version v1.0.0
 -> show
  /
    Targets:
        SP
        SYS
        CH

    Properties:

    Target Commands:
        show
        cd
 ->

最後に CMM に Web でアクセスした場合の画面を紹介します。
(注)CMM に Web 経由でアクセスするためには、CMM の ILOM のバージョンが 2.0 以上でないといけないのでご注意ください。

 
ログイン画面 シャーシ情報  
CMM のバージョン情報 CMM の情報


通常の ILOM と違っていて筐体の画像と、筐体にサーバモジュールが搭載されている場合には、そのサーバモジュールも画像が表示されています。

サーバモジュールの状態を確認したい場合は、そのサーバモジュールの画像をクリックするか、左側のメニューからブレードの番号をクリックすれば、サーバモジュールごとの情報を見ることができます。

Blade 3 へアクセス




【参考情報】 今回ご紹介した Sun Blade 6000 をより詳しく知りたい方は以下のページを是非ご覧ください。

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