昨日、Sun ZFS Backup Appliance が発表されました。
Exadata の D2D バックアップ用途の位置づけで、 High Capacity と High Performance の 2 つのモデルがあります。いづれも、SunRack 1242 に搭載されています。
管理機能などは ZFS Storage Appliance と同じですので、簡単に管理できる Web ベースのツールが使用可能で、Analytics などの機能もばっちり使えます。
ハードウェアのスペックは以下のようになっています。
| High Capacity | High Performance |
コントローラ |
搭載数 |
2 (クラスタ構成) |
2 (クラスタ構成) |
CPU |
Intel Xeon E7-4820 (8-core, 2GHz)x4 |
Intel Xeon E7-4820 (8-core, 2GHz)x4 |
メモリ |
256GB |
256GB |
インターフェース |
QDR Infiniband, 10Gbe, 1Gbe(それぞれ 4 ポートずつ搭載) |
QDR Infiniband, 10Gbe, 1Gbe(それぞれ 4 ポートずつ搭載) |
ディスクシェルフ |
ディスク容量(Raw) |
132TB |
55TB |
ディスクシェルフ数 |
2 (最大 22 シェルフ増設可能) |
4 (最大 22 シェルフ増設可能) |
ディスクタイプ |
3TB 7200rpm |
600GB 15000rpm |
書き込みキャッシュ本数 |
4 |
4 |
また、ソフトウェアのプラグインを使うことにより、ZFS Backup Appliance の設定と Exadata の設定がコマンドラインで一括してできるようになります。
これにより、さらに簡単にバックアップ・リストアの環境を構築することができます。
OTN よりダウンロード可能で、マニュアルもダウンロードパッケージの中に含まれています。
Oracle Exadata Backup Configuration Utility v1.0.1
Oracle ZFS Storage Appliance Plugin Downloads USの製品ページはこちら。