2011 年 11 月 9 日に発表された Oracle Solaris 11 に続き、2011 年 12 月 6 日にOracle Solaris 11 に対応した Oracle Solaris Cluster 4.0 がリリースされました。
Oracle Solaris Cluster は Solaris 用の高可用性クラスタソフトウェアのことで、Sun 時代は Sun Cluster と呼ばれていた製品です。 オラクルとなり、Oracle Solaris Cluster とリブランディングされました。ライセンスも Oracle データベースのように、プロセッサライセンスとなり、Oracle Solaris Cluster のバージョンに依存せずに、使用するプロセッサ数分のライセンスを購入することにより、Oracle Solaris Cluster のコアコンポーネント、すべてのエージェント、ディザスタ・リカバリ向けの Geographic Edition のすべてが使えるようになりました。現在 Solaris 10 に対応する最新の Oracle Solaris Cluster は 3.3 5/11 (Update 1) となり、Solaris 11 に対応するバージョンが 4.0 ということになります。Oracle Solaris Cluster 4.0 の特長は以下のようになります。
- Solaris 11 IPS / AI をサポート
- Solaris 仮想化環境 (Solaris Zones, Oracle VM Server for SPARC) をサポート
- Oracle Solaris Cluster Geographic Edition によりディザスタ・リカバリ機能をサポート
Oracle Solaris Cluster の詳細は今後、本ブログでも取り上げていきたいとおもいますが、Oracle Solaris Cluster の特長は、やはり Solaris のカーネルモジュールとして提供され、Solaris の特長的な機能を Solaris Cluster 環境においても融合され利用できるところにあります。
Solaris 11 では、Solaris のさらなる進化が IPS や 仮想化に見られます。そんな Solaris 11 の特長を、Oracle OpenWorld Tokyo 2012 開催期間中の 4/6(金) に六本木アカデミーヒルズ49 で行われる Oracle Develop にて詳細を聞いてみませんか?
- 4/6(金) D3-03 「Oracle Solaris 11デベロッパーが押さえておきたい機能」(13:00 - 13:45)
- 4/6(金) D3-13 「世界新記録を次々と達成する本人が語る Oracle DatabaseをSPARC/Solarisで高性能かつ高いセキュリティで構築するノウハウ」 (14:00 - 14:45)
- 4/6(金) S2-53 「Oracle Solaris 11 でパッケージ管理をシンプルに-IPS パッケージ作成」(16:00 - 17:30)
これは絶対見逃せません!! (Oracle Develop の Solaris 関連セッションですでに満席のものについては上記リストから除いています)
Oracle OpenWorld Tokyo 2012 お申込み URL
http://www.oracle.com/openworld/jp-ja/index.html招待コードは 7264 を記載してお申し込みください。