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Oracle Solaris, Oarcle ハードウェア製品に関する情報

  • Sun
    October 26, 2009

Solaris 10 で ZFS の Hybrid Storage Pool を作る方法

Guest Author


今回は、今月リリースした Solaris 10 10/09(Update 8) でサポートされた
ZFS の L2ARC(Level 2 Adaptive Replacement Cache) 設定方法を紹介します。



L2ARC とは、ZFS Hybrid Storage Pool の Read 用二次キャッシュとして機能
し、通常 SSD が使用され Read 速度の向上を促します。









今まで Solaris 10 で ZFS のプールをする場合、Write 速度の向上させる
ZIL(ZFS Intent Log)は作成できましたが、L2ARC を作成する事ができませんでした。

(L2ARC を使用したい場合は OpenSolaris を選択するしかありませんでした。)



Solaris 10 が 10/09 になり、L2ARC がサポートされました
ので、これで Solaris 10 上で完全な Hybrid Storage Pool を作成できるように
なりました。



それでは早速 Hybrid Storage Pool を作ってみましょう。とっても簡単です。

作成方法は、ZFS pool 作成時のオプションに ZIL を log で指定、L2ARC を cache で指定するだけです。

(通常、log と cache のデバイスは SSD を使用します。)


# zpool create tank raidz c2t0d0 c2t1d0 c2t2d0 c2t3d0 log c2t4d0 cache c2t5d0
# zpool status
プール: tank
状態: ONLINE
スクラブ: 何も要求されませんでした
構成:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
tank ONLINE 0 0 0
raidz1 ONLINE 0 0 0
c2t0d0 ONLINE 0 0 0
c2t1d0 ONLINE 0 0 0
c2t2d0 ONLINE 0 0 0
c2t3d0 ONLINE 0 0 0
logs
c2t4d0 ONLINE 0 0 0
cache
c2t5d0 ONLINE 0 0 0
エラー: 既知のデータエラーはありません



はい、これで Hybrid Storage Pool が作成できました。logs(ZIL) と cache(L2ARC) にデバイスが
割り当てられております。



ちなみに、ZIL をミラーしたい場合は以下のように指定します。


# zpool create tank raidz c2t0d0 c2t1d0 c2t2d0 c2t3d0 log mirror c2t4d0 c2t5d0 
# zpool status
プール: tank
状態: ONLINE
スクラブ: 何も要求されませんでした
構成:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
tank ONLINE 0 0 0
raidz1 ONLINE 0 0 0
c2t0d0 ONLINE 0 0 0
c2t1d0 ONLINE 0 0 0
c2t2d0 ONLINE 0 0 0
c2t3d0 ONLINE 0 0 0
logs
mirror ONLINE 0 0 0
c2t4d0 ONLINE 0 0 0
c2t5d0 ONLINE 0 0 0
エラー: 既知のデータエラーはありません



L2ARC に SSD を使用する事により、 DRAM だけでキャッシュを構築する場合と比較して
大容量で低価格な構成を提案できるようになります。

Read が多い NFS サーバには最適ですね。






(参考情報)

過去の 「やっぱり Sun がスキ!」blog 記事一覧はこちらを参照下さい。

http://wikis.sun.com/display/yappri/Home



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