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Oracle Solaris, Oarcle ハードウェア製品に関する情報

  • Sun
    November 25, 2009

ディスクドライブの RAS 機能

Guest Author

SAS ディスクと SATA ディスク の RAS 機能差異について

SAS ディスクは SATA ディスクと比較して、平均故障間隔 (MTBF) が長いことやエラー発生頻度が低いことは周知のことと思います。
それでは、通常稼働中のエラー制御機能の違いについてはどうでしょうか。調べ てみるとここにも違いがありました。(下記表内、色塗りされたセル)
今回は、次の 2 つのディスクドライブについて確認してみました。

 ドライブインタフェース SAS  SATA 
 型番 Seagate ST3450856SS
 Seagate ST31000340NS
 24 時間 x 7 日間フル稼働時の年間故障率
 0.55% 0.73% 
 平均故障間隔 (MTBF)
 160 万時間
 120 万時間

 修正不可能エラー発生頻度
 (ビット読み込みあたり)

 1 セクタ / 10\^16
 1 セクタ / 10\^15 

 誤り制御/エラー訂正機能
 (ECC)

 最大 320 ビット
 10 ビット
 Background Media Scan
 ○ ×
 Media Pre-Scan
 ○ ×
 Deffered Auto-Reallocation
 ○ ×
 Idle time Read after Write
 ○ ○

Background Media Scan (BMS)
    ディスクドライブが idle 時に読み込みテ ストを行う機能

Media Pre-Scan
    書き込み前に BMS 済みかを確認し、未実施なら Write Verify を実行する機能

Deffered Auto-Reallocation (DAR)
    書き込み時に unreadable かどうかを確認し、unreadable な場合に自動で再配置する機能

Idle time Read after Write (IRAW)
    ディスクドライブが idle 時に最近 書き込まれたデータと発行された Write コマンドのデータとを比較し、必要に応じて修正する機能


まとめ

SAS ディスクも 600GB@15KRPM モデルがリリースされて大容量化が進んでいますから、 Sun Storage J4200/J4400 のような JBOD ストレージを選定する際は、容量や使用期間の長さ以外にもドライブ単体の RAS 機能の違いから SAS ディスク構成の検討もしてみてはいかがでしょうか。

もちろん ZFS にてファイルシステムレベルでデータ整合性を担保するというのもお忘れ無く。


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