SPARC T4 モーメンタム: SPARC T4 サーバーでいいんです!!



 昨年 2011 年 9 月に SPARC T4 プロセッサとそれを搭載した SPARC T4 サーバーラインナップが発表され、更に 2011年 10月に出荷が開始され早くも半年が過ぎようとしています。

 正確な数をお伝えすることはできませんが、SPARC T4 サーバーシリーズもおかげさまでワールドワイドで順調に出荷台数を伸ばしており、これをお読みになられている方の中にも既に SPARC T4 プロセッサならびに SPARC T4 サーバーの素晴らしさを実際に体感されている方もいらしゃると思います。

 そのような状況の中、更に追い風な事として、4/4, 4/5, 4/6 と 3日間、ここ東京で Oracle OpenWorld Tokyo 2012 が開催されます。



 Oracle OpenWorld Tokyo 2012 では Oracle のサーバー&ストレージおよび Oracle Solaris の開発部門トップのジョン・ファウラーを筆頭に SPARC&Solaris のキーパーソンが多数来日し、SPARC&Solaris の現状ならびに将来についての最新情報を聞ける絶好のチャンスですので、システムズ製品にご興味のある方は是非、会場に足を運んでいただきたいと思います。

Oracle OpenWorld Tokyo 2012 お申込み URL
http://www.oracle.com/openworld/jp-ja/index.html
招待コードは 7264 を記載してお申し込みください。


 そこで、Oracle OpenWorld Tokyo 2012 を直前に控えてという状況ですので、ここでもう一度、SPARC T4 プロセッサ のおさらいしておきたいと思います。

 SPARC T4 プロセッサは従来の SPARC T3 プロセッサのコア(S2コア)をスクラッチから設計し直した全く新しいプロセッサコア(S3コア)を持つオラクル社の最新プロセッサです。

 しかしながら、" T " という冠が付いている関係なのか(?)、どうしても SPARC T1/T2/T3 プロセッサの得意としていた大量データー同時並列処理能力(スループット性能)特性に比重を置いた従来のイメージばかりが先行して、


<お客様>


「SPARC T4 プロセッサのシングルスレッド性能って本当に早いんですか?」

「SPARC T4 プロセッサってDB等のミドルウェアや高速バックアップの用途で使えるんですか?」



というお客様からのご質問が多く、


<私>


「各種ベンチマーク測定結果から、シングルスレッド性能が要求される用途でも問題ございません」

「従来の SPARC T3 プロセッサが得意とするスループット性能もスレッドあたり2倍に高速になっています」



という説明を、何度もお客様先やセミナー等でご説明させていただいたのをつい先日のことのように思い出されます。

 最近、こういった問い合わせも SPARC T4 サーバーの出荷台数が増えるに従って、受ける機会が減ってきていることから、SPARC T4 プロセッサならびに SPARC T4 サーバーの素晴らしさが実際にお客様やパートナー様に認知されてきていると確信しています。

 繰り返しになりますが、


 T4 プロセッサのシングルスレッド性能は弊社 SPARC サーバープロダクトラインにおいて現時点でトップレベルの領域です。更に、マルチスレッド性能は従来同様に折紙つきの素晴らしいパフォーマンス&スケーラビリティです。

 既に、各種パフォーマンス測定結果が公開され、多数のワールドレコードを達成しており、見ていただければ分かる通り、WebベースアプリケーションからDBアプリケーションまで幅広くお使いいただける素晴らしいサーバーとなっています。

(各種ベンチマーク測定結果)


 前置きはこのくらいにして SPARC T4 プロセッサの特徴について具体的にまとめてみたいと思います。

 < T4 プロセッサの概要 >
  •  次世代 SPARC コア(S3コア)の登場
    • x5倍のシングルスレッドパフォーマンス向上
    • x2倍のスレッドスループットパフォーマンス向上
  •  Crypto (暗号化機能)のパフォーマンス向上
  •  データーベースアプリケーションに対するハードウェア/ソフトウェアの最適化策の組み込み
  •  グルーレスな 1, 2,& 4 ソケットプロセッサ構成


 < T4 プロセッサ マイクログラフ >
  •  8x SPARC S3 コア (64スレッド/チップ)
  •  4MB 共有 L3 キャッシュ (8バンク/16ウェイ)
  •  8x9 クロスバー
  •  4x DDR3 メモリーコントローラー @6.4Gbps
  •  6x コヒーレンシーリンク @9.6Gbps
  •  2x8 PCIe 2.0 (5GTS)
  •  2x10Gb XAUI イーサーネット


 < S3コアブロックダイアグラム >
  •  ALU : Arithmetic Logic Unit
  •  BRU : Branch Logic Unit
  •  FGU : Flouting-point Graphics Unit
  •  IRF : Integer Register File
  •  FRF : Flouting-point Register File
  •  WRF : Working Register File
  •  MMU : Memory Management Unit
  •  LSU : Load Store Unit
  •  Crypto(SPU) : Streaming Processing Unit
  •  TRU : Trap Logic Unit


< S3コアオーバービュー >
  •  高クロック
  •  8スレッド/コア
  •  二重発行命令
  •  Out-of-Order 実行
  •  16ステージインテジャーパイプライン
  •  ダイナミックスレッディング
  •  ハードウェアプリフェッチ
  •  新分岐予測機構
  •  ストアパイプライン
  •  64エントリ ITLB と 128エントリ DTLB
  •  64KB 4ウェイ L1 インストラクションキャッシュ
  •  128KB 8ウェイ コア単位 L2 キャッシュ


 < SPARC T4 コアパイプライン vs SPARC T3 コアパイプライン >
  •  SPARC T4 プロセッサパイプライン上の Out-Of-Order ステージ
    •  Pick ステージの前まで In-Order 実行
    •  Pick ステージから Commit ステージまでが Out-Of-Order 実行
    •  Commit ステージから In-Order 実行


 < SPARC T4 ダイナミックスレッド >
  •  シングルスレッドモードvsマルチスレッドモードといったようなモードビットは存在しない
  •  各サイクルごとにActiveなスレッドに動的にリソースを割り当てる
  •  ヘテロジーニアスワークロードのスループットの向上
  •  全体的なアプリケーションスケールの改善


 < SPARC T4vsT1/T2/T3 パフォーマンス >
  •  SPARC T4 サーバー
    •  SPARC T3 サーバーが得意としていたWebアプリケーションも得意
    •  DBやバックアップといったシングルスレッドアプリケーションも得意



 上記の内容からも分かる通り、SPARC T4 プロセッサ&Solaris の組み合わせはあらゆる処理(アプリケーション)に順応できるサーバー製品になっていますので、是非一度、お試しいただき、その素晴らしさを体感していただければと思います!!。




< Oracle OpenWorld Tokyo 2012 展示会場について >

 最後に、Oracle OpenWorld Tokyo 2012 ではグランドハイアット東京にて、SPARC T4 サーバーならびにストレージプロダクトの実機を 4/4, 4/5, 4/6 の 3日間展示しています。説明員も配置されますので実機を見ながら詳細をご確認いただくことが可能ですので、各セッションの間の空き時間等を利用して是非お越しいただければと思います。



展示会場に関するインフォメーション URL
http://www.oracle.com/openworld/jp-ja/exhibit/index.html


投稿されたコメント:

コメント
コメントは無効になっています。
About

Search

Archives
« 4月 2014
  
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   
       
今日