ps コマンドと /proc/<pid> の機能向上

はじめに 先日 Solaris 11.3 の新しい SRU がリリースされました。このリリースには、ps コマンドのコマンドライン文字列の扱いに関する機能向上が含まれています。その詳細について Casper Dik が ブログ記事 にまとめていましたので、ご紹介いたします。 翻訳文 Solaris 2.0 がリリースされると、ps(1) コマンドの出力が 80 文字に制限されていることについての不満が出るようになりました。また、ps(1) コマンドは環境変数を出力することができませんでした。 それらの問題は /usr/ucb/ps コマンドを使うことで解決できましたが、その実装は対象プロセスのアドレス空間を逐一読み出すことで実現されていました。これを権限のエスカレーションなしに動作させるには、少なくとも同じ権限と uid/gid が必要になります。{proc_owner} 権限だけでは不十分でした。 Solaris に pkill(1) と pgrep(1) を追加したときも、同じ問題が持ち上がりました。コマンドラインの最初の 80 文字(PRARGSZ...

Monday, February 22, 2016 | Solaris | Read More

SPARC の暗号化処理ハードウェアの稼働状況を観察する方法

はじめに SPARC M7 チップ には暗号化処理のハードウェアアクセラレータが搭載されています。このブログエントリーでは、CPU 内蔵の暗号化命令が利用されていることを観察する方法をご紹介します。この記事は Eric Reid による ブログ記事 の翻訳版です。 翻訳文 最近このブログで SPARC M7 チップ内蔵の暗号化機能の素晴らしさについて紹介してきました。実際に Oracle のパートナーさまのソフトウェアでも活用例が出てきています。ある時、読者の方から「自分の動かしているソフトウェアで暗号化機能が使われているかどうか確認するにはどうしたら良いのか?」という質問をいただきました。とても良い質問です。2012 年に ダン・アンダーソン が書いた「SPARC T4 の暗号化機能が使われているかを確認する方法 」を最新情報にアップデートしたいと思います。 SPARC T4...

Friday, February 19, 2016 | Solaris | Read More

Solaris 11.3 に Jenkins をインストールして SMF でサービス化してみる

Jenkins による継続的インテグレーションサーバの設定 本記事は、Automated Application Development and Deployment with DevOps on Oracle Solaris 11をベースに Jenkins のインストール方法について書かれた記事です。 Jenkins は、継続インテグレーションシステムを提供するオープンソースソフトウェアです。 ユーザは、継続的にビルドとテストソフトウェアによりソフトウェア開発を自動化でき、ビルドやビルドログを通して可観測性を提供します。 また、Jenkins は、分散コンピューティングのための能力をサポートする他、様々な組織の要件を満たすために、サードパーティ製のプラグインを追加して拡張することができます。 継続なんちゃらとか開発とかは気にせず、なんかいろいろと自動化するのに役に立ちそうくらいが気が楽で良いと思います。 なんかリッチな crontab とか誰か良いこと言ってた。 ## 本文章の目的 この文章では、Oracle Solaris 11.3 上に...

Monday, December 14, 2015 | Solaris | Read More

Solaris 11.3 における ZFS ARC のメモリ割り当ての改善

翻訳元の文章 Solaris 11.3 から、カーネルのメモリ確保の為のサブシステムの KOM (カーネル・オブジェクト・マネージャ)が実装されました。KOM の最初の使用用途は ZFS の ARC です。 Solaris 11.3 以前、ZFS ARC は kmem キャッシュを使用してカーネルヒープからメモリを確保していましたが、この実装にはいくつかの欠点がありました。 その一つは、ARC で使用されたメモリが断片化を起こして、システムから回収されなくなってしまう可能性があったことです。この現象は ARC 用のメモリにラージページを使用している場合に顕著でした。一つひとつの ARC バッファはラージページのページサイズに比べて非常に小さいですが、ページの中に一つでも ARC バッファが存在しているとページ全体が解放できないからです。 もう一つの欠点は、カーネルヒープが物理メモリ上を移動できない領域で、カーネル・ケージ内に確保する必要があったことです。これにより、ラージページのメモリを新たに確保したい場合や、動的再構成を使用してシステム...

Tuesday, December 1, 2015 | Solaris | Read More

Oracle Solaris 11.3 日本語マニュアル提供開始

Solaris 11.3 日本語マニュアル提供開始 お待たせしました。 Oracle Solaris 11.3 日本語マニュアルおよび関連マニュアルが公開されました。 また、End of Feature リストも更新されましたので、こちらもあわせてご確認頂ければと思います。 ソフトウェア Oracle Solaris 11.3 Information Library (日本語) Oracle Solaris Studio 12.4 Information Library (日本語) Oracle Solaris Cluster 4.3 (日本語) Oracle VM Server for SPARC 3.3 Documentation Library (日本語) Oracle Solaris の将来のリリースで計画されている End of Feature (EOF) ハードウェア SPARC T7-1 Server Documentation Library (日本語) SPARC T7-2 Server Documentation Library (日本語) [SP...

Tuesday, November 24, 2015 | Solaris | Read More

Solaris 11.3 をインストールしてみました

Solaris 11.3 が リリース されたので早速インストールしてみました。 # cat /etc/release Oracle Solaris 11.3 X86 Copyright (c) 1983, 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. Assembled 06 October 2015# uname -srvmpiSunOS 5.11 11.3 i86pc i386 i86pc# pkg list entireNAME (PUBLISHER) VERSION IFOentire 0.5.11-0.175.3.1.0.5.0 i--# pkg info...

Thursday, October 29, 2015 | Solaris | Read More
 

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